とくし丸、親向け情報誌を「福利厚生サービス」として提供 「三方よし」で高齢者の孤立対策
食品宅配サービスのオイシックス・ラ・大地の子会社で、移動スーパー事業を手がけるとくし丸が、企業向けの新たな福利厚生サービスを4月に開始した。とくし丸が2023年に創刊した70〜90代向け情報誌『ぐ〜す〜月刊とくし丸』を、従業員の親に定期配送する仕組み。高齢者の社会的孤立への対応と、社員のエンゲージメント向上を狙う。
単身高齢世帯は900万人を超え、会話機会が極端に少ない高齢者も一定数存在するなど、「高齢者の孤立」が社会課題となっている。こうした背景を受け、同サービスは“親孝行のきっかけ”を企業が後押しする福利厚生として設計。雑誌は昭和の話題や読者投稿などで構成されており、高齢者に社会とのつながりや喜びを提供する。
従業員=子どもにとっては親孝行の機会になり、「雑誌、届いた?」と、離れて暮らす親との自然な会話を生み出す。企業側にとっては、従業員の家族まで配慮する姿勢を示せる。試験的に導入した企業からは、離職防止や従業員満足度向上の手応えも報告されているという。
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