健康に自信がないと女性の昇進意欲は低下、顕著な相関関係(20〜40代)
昇進意欲は年齢とともに低下する。この傾向は男女ともに見られ、女性においては「妊娠・出産・育児・子育て」と「仕事」の両立困難が拍車をかけていることは、すでに広く認識されている課題だ。一方で、「昇進意欲」と「健康認識」にも相関関係があることについては、知らない人も多いかもしれない。
内閣府の「男女の健康意識に関する調査(令和5年度)」では、男女ともに20〜40代のいずれの年代においても、自分を「健康だと思う」人よりも「健康でないと思う」人の方が「現在より上の役職に就きたい」と考える人の割合が低かった。女性の昇進意欲を高めるには、妊活や育児と仕事の両立支援に留まらず、心身の健康力を引き上げることも重要なカギだと言えそうだ。
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