脳・心臓疾患の労災請求1,023件、業種別ランキング 「令和6年度 過労死等防止対策白書」公表

厚労省は今月、「令和6年版 過労死等防止対策白書」を公表した。過労死の実態や、防止に向けた事業者や国の取り組み状況をまとめたもの。仕事の過重な負荷による脳・心臓疾患を発症したとする2023年の労災請求件数は、前年度比220件の増加で1,023件だった。そのうち認定されたのは216件で、2年連続で増加した。業種別では、請求件数が最も多かったのは「運輸業、郵便業」だった。

脳・心臓疾患の労災請求2024年版

【出典】厚生労働省

  • 1位:運輸業、郵便業(244件)
  • 2位:卸売業、小売業(135件)
  • 3位:建設業(123件)
  • 4位:他に分類されないサービス業(119件)
  • 5位:医療、福祉(95件)
  • 6位:製造業(89件)
  • 7位:他に分類されない事業(78件)
  • 8位:宿泊業、飲食、サービス業(73件)
  • 9位:情報通信業(23件)
  • 10位:教育、学習支援業(22件)
  • 11位:農業、林業・漁業・鉱業、採石業、砂利採取業(13件)
  • 12位:金融業(9件)

 

運営元

本メディアを運営するウーマンズは「女性ヘルスケア市場専門のシンクタンク」として、女性ヘルスケア事業の成長・変革を推進するマーケット情報を収集・分析・整理し、最新知見を企業様にご提供しています。「豊富な支援実績」「15年にわたる調査分析で蓄積した知見やノウハウ」「業界ネットワーク」を活かし、女性ヘルスケア事業を行う産学官の課題解決に取り組んでいます。最新レポートや新着セミナーのご案内、ヘルスケア業界の重要ニュースなど、ニュースレターで配信中。ぜひご登録ください!

「女性ヘルスケア」をテーマに、ビジネスカンファレンスの企画開催/BtoB展示会の企画開催/BtoCイベントの企画開催/業界人限定の交流会などを実施。多様な形で、企業動向や生活者動向に関する情報を集め、分析し、整理して、業界の皆さまに最新の知見をご提供しております

 

【編集部おすすめ記事】
災害関連死、約8割が3カ月以内に死亡 女性の死亡事例集
1日で何人が何の病気で死亡? 日本の出来事を1日単位の数字で理解する「日本の1日」
女性の健康問題、一覧(思春期~老年期)
女性に人気の健康グッズの共通項  ユーザー評価分析でわかった「健康消費を起こす新基準」
女性ヘルスケア白書 市場動向予測2024 〜健康トレンド・業界動向・女性ニーズ〜

PAGE TOP
×