「健康経営銘柄2025」に選定された53社一覧、初選定はエーザイ・アース製薬・KDDIなど
経済産業省と東京証券取引所は今月10日、「健康経営銘柄2025」に選定した29業種53社を発表した。従業員等の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に取り組む上場企業を選定するもので、今年で11回目。
健康経営度調査に回答したのは3,869法人で、前年度から349法人増加した。そのうち約3割の1,264法人は上場企業で、日経平均株価を構成する225社の8割以上が回答したこととなり、健康経営の着実な広がりが見られる。
健康経営銘柄は、健康経営度調査の回答結果をもとに健康経営優良法人(大規模法人部門)申請法人の上位500位以内の上場企業から選定する。今回は29業種53社を選定した。過去の選定回数が最も多いのはSCSKで11回目。花王、TOTO、大和証券グループ本社は10回目。今回が初の選定となったのは、サッポロホールディングス、アース製薬、エーザイ、KDDIなど。以下は53社一覧。
選定された各社の取り組みはこちら。女性の健康推進の事例も掲載。
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