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運動機能に自信がないのは男性より女性、70代より40代 中高年の体力低下の実態を調査(40代以上)

中高年層の体力低下に関する調査をタニタが実施したところ、運動機能に自信がないのは男性より女性であることがわかった。

調査は今年4月に40代〜80代以上の男女1,000人に実施。「運動機能」を「日常生活で思うように体を動かせる機能」と定義した上で、「自分の運動機能に、どのくらい自信があるか?」と聞いたところ、「自信がある(「非常に自信がある」と「やや自信がある」の計)」と回答したのは男性全体で51%に対し女性全体は39.2%で、女性の方が低かった。一般的に、女性は男性より筋肉量が少ないことや運動習慣がないことなどが、自信の有無に影響しているのかもしれない。

年代別では、40代が最も低く70代が最も高かった。中年層は年齢的に体力低下を感じ始めるようになることに加えて、仕事や生活の多忙さから運動実施率が低下する傾向にある一方で、時間にゆとりのある高齢層は運動習慣が定着している人が多いことが、中年層の「自信がない」、高齢層の「自信がある」につながっていると考えられる。だが専門家は、高齢層の自信には注意が必要と指摘。生体情報の分析を行う村山敏夫准教授(新潟大学)は、「高齢者の場合、自信と実際の身体機能にギャップがあるケースも多い。客観的に自分の身体機能を知ることが重要」とコメントしている。

 

中高年の体力低下に関する意識・実態調査2025

【出典】タニタ 「中高年の体力低下に関する意識・実態調査2025」

 

他、調査では運動機能低下の状況や対策実施率、フレイルに関する意識、運転免許の返納に関する意識なども聞いた中高年の体力低下に関する意識・実態調査 2025

 

 

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