あすか製薬、緊急避妊薬の市販承認取得 販売は第一三共ヘルスケア
あすか製薬は今月20日、緊急避妊薬「ノルレボ(一般名=レボノルゲストレル)」のスイッチOTC医薬品について、製造販売承認を取得したと発表した。緊急避妊薬の市販化は国内初で、医師の診断や処方箋がなくても購入できるようになる。販売は第一三共ヘルスケア。発売日は未定。
緊急避妊薬のスイッチOTC化は2016年から検討が始まり、2023年に試験販売が始まった。「ノルレボ」は、国内で初めて承認された緊急避妊薬「ノルレボ錠」を要指導医薬品へスイッチしたもの。“アフターピル”とも呼ばれており、性交から72時間以内に1回服用することで、妊娠を防ぐことができる。本剤は「排卵を抑える」「受精を防ぐ」「子宮への受精卵の着床を阻止する」作用があり、妊娠後の中絶とは異なり、妊娠そのものを防ぐ。
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