20年間のヘルスケアトレンド変遷と、今後のトレンド

ビリーズブートキャンプ、週末断食、寒天、コエンザイムQ10、岩盤浴、ドローインなど、時の経過とともに変遷してきた20年間のヘルスケアトレンドを振り返ってみよう。

1998年〜2018年のヘルスケアトレンド変遷

健康と美容の情報誌「日経ヘルス5月号pp.88-93(日経BP)」では、1998年から2018年までの20年間で紹介してきたヘルスケア記事の中から、読者の反応やブームへの影響、今度の話題性などの視点から「健康・美容法ベストランキング30」を決定し、各メソッドや商品を紹介している。

日経ヘルス 2018年 5 月号

マイクロトレンドとしては、20年間を4分割し、各時代のトレンド傾向を次のように総括している。

  1. 民間療法との差別化により健康食材と美容医療がブームに
  2. 食薬区分など進む規制緩和でCoQ10が大ブーム
  3. 科学的データの蓄積とともに「腸」に脚光
  4. 健康ブームの裾野が広がり、医師が健康法を語る時代へ
    (引用:日経ヘルス 2018年5月号)

2018年〜のヘルスケアトレンド

では、今・今後は、どのようなマイクロトレンドが起きている・起きるのか?今は、ロボットやAIを活用したデジタルヘルス、遺伝子解析による個々の体質に応える商品・サービスなど、情報科学技術を駆使するIT企業やメソッドがヘルスケアブームを先導する時代と言えるが、もう少しミクロな視点から言うなら、化粧品、食品、運動、ヘルスツーリズムなどあらゆるヘルスケアにおいて、以下を組み合わせた商品、サービス、メソッドが今後のトレンドになるだろう。

  • 自分の年齢により合うもの
  • 自分のライフステージにより合うもの
  • 自分の不調や持病に合うもの
  • 自分のライフスタイル・生活環境に合うもの

多数の人に向けているのではなく、より個別化したモノ・コトがこれからは女性たちに支持される。今はあまりにも商品や情報が多すぎるのだから。ただし、商品選択を面倒にさえ感じる現代女性たちの「一体、どれが私に合っているの!?」の疑問に答えられる仕組みがあることが大前提だ。

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2018年のヘルスケアトレンド(健康・美容・予防医療)


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