推し活女子の消費額は平均40万円/年、ネイルやヘアメイクの“参戦準備代”やオタク間取引も活発
推し活をしている女性は、年間でどれくらい消費しているのか?女性専用推し活アプリ「Favomatch」を運営するFavosia(東京・港)が、推し活女子の消費事情を調査で明らかにした。
推し活に使った金額、年間で約38.1万円
調査は、同アプリを利用している18歳以上の推し活中の女性183人に実施。2024年に推し活に使った金額は、平均で381,311円だった。内訳は、ライブや舞台など現場への”参戦”やイベント物販で使った金額(推しの現場関連で使ったお金)が最も高く183,005円。公式グッズ、CDや映像作品、タイアップ商品など、推しのグッズをを入手するために使った金額(推しのグッズ関連で使ったお金)は、174,781円。同じ推しを応援している友達との交際費(推し友との交際で使ったお金)も推し活消費の特徴で、23,525円だった。
推しの現場での消費金額内訳、ヘアメイクなど参戦準備代も
推しの現場に関連して使った平均金額約18万円の内訳で3分の1を占めるのは「チケット代」で61,912円。4位は、現場に出かけるためのヘアメイク、ネイル、参戦服、応援グッズ製作に使ったお金(参戦準備代)で、現場での参戦をより充実させるための消費にも活発であることがわかった。
推しのグッズで使った金額内訳、オタク間取引も活発
推しのグッズ関連で使った平均金額約17万円の内訳で大半を占めるのは、「公式グッズ代」で76,202円。購入先は正規店だけでなく、フリマサイトやSNSの他、他のオタクからの購入も見られ(オタク創作アイテム)、オタク間取引は全体の2.7割を占めることがわかった。
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