8月の女性ヘルスケア市場ニュースまとめ、記事46選
2024年8月に公開した記事を一挙振り返り。編集部が注目したニュースは、今月末に募集が始まった「なでしこ銘柄」。女性の健康支援に関する評価項目が今年から強化され、「フェムテックの活用」も新たに盛り込まれました。この流れで、企業による女性の健康支援強化がさらに進む気配です。最も読まれたのは、「美容・健康商品のトレンドは“マルチ訴求”、Dior・花王・カゴメの事例」。複数の美容・健康ニーズをまるっと一つのアイテムで解決できる商品が増えていて、一つのアイテムでケアできるコスパとタイパの両方が高く評価されています。特に参考にしたいのははDiorの「ル ボーム」。マルチ訴求のみならず、人気のCICA成分配合、ミニバッグトレンドに対応するサイズ感、アクセアリー感覚で持ちたくなるデザインが、Z世代を中心に支持されています。
女性の健康ニュース
- 地場産業でフェムテック、地元企業と女性アドバイザーの共同開発プロジェクトを始動 愛知県
- AI活用で、顔の温度から慢性疾患を検出 中国の研究
- 働く女性の健康のためのデジタルヘルス機器、普及進まず 女性1万人調査 AMED研究班
- 健康課題の男女差をグラフで理解、女性特有・男性特有の病気の患者数(20〜60代)
- 進まない更年期女性の健康対策、社会の関心と政策のギャップに提言 日本政策医療機構
- 女性の子宮体がん等、17種のがん発症率が若い世代で増加 米研究
- 生活満足度は男女ともに過去最高、は本当? 内閣府のウェルビーイング動向調査
- 猛暑対策で健康経営、9割の企業が取り組むも内容は不十分 実施すべき6つの対策とは?
- フェムテック事業を支援、助成金の申請受付開始 最大2,000万円 東京都
- 女性起業家特有の課題を解決、女性起業家と支援者をマッチングするビジネスプラン発表会 経産省
- 「PHR活用」「仕事と介護の両立」を新設、健康経営銘柄2025の申請受付開始 経産省
- スローテンポの生演奏で睡眠へいざなうコンサート、初開催でチケット完売 韓国
- 渋谷に「働く女性スクエア」開設、働き方やメンタルヘルスなど活躍支援の総合拠点に 東京都
- なでしこ銘柄の評価項目に「フェムテックの活用」を新たに追加、 女性従業員の健康支援促進に
- 3年ぶりの公表「国民健康・栄養調査」、女性の健康状態の概要は?
女性ヘルスケア業界動向
- フェムテック市場はどうなる? 2024年に起こる3つの転換
- 生活支援サービスのニーズ顕在化で市場拡大、6,158億円へ 見守りや家事代行など
- AI業界のカオスマップ2024 「医療・創薬系」「感情解析」「データ分析」など293社
女性生活者のデータ分析
- 化粧品の「成分買い」が浸透、女性に人気の美容成分トップ5(20〜50代)
- 日本女性の自己肯定感が低いのはなぜ?国際比較・男女別で明らかに 止まないブームの背景にあるもの
- 女性のヘルスケアアプリ、利用目的ランキングと利用をやめた理由(20〜64歳)
- 女性が希望するライフコースに変化 1987〜2021年までの変遷
- 肩こりで業務に支障が出やすい職業は?20職種1,000人に調査
- 65歳以上が「健康のために心がけていること」 性・未既婚・子の有無・収入で異なる傾向
- 評価の点数が高くても否定的な口コミがあると、女性は購入を躊躇うのか?
- 女性は商品をどこで購入する? 年代で異なる4大販売チャネル(10〜70代以上)
- 企業の情報発信、生活者はどの方法で受け取りたい?メルマガ・郵送・訪問・LINE、それとも…?(20〜80代)
- 政府の白書一覧(2024年版) 女性ヘルスケアビジネスに
- 女性が1日の中で健康行動に費やす時間はどれくらい?(年齢階層別・仕事の有無別)
- シニア女性が “幸せ” を感じるための必須条件、自分・家族の心身の健康がトップに(50〜80代)
- 女性の不定愁訴ランキングTOP20(10 〜80代)
- 行動者率を項目別・年代別にグラフ化、女性が健康のために日頃行っていること(20〜80代)
マーケティング事例
- 「血圧ケア」を6社で啓発、共同プロジェクト始動 ミツカン・オムロンヘルスケア・新生堂薬局など
- ダイソン、ヘアスタイリング剤市場へ参入 成分研究とボトルデザインを探求した初の製品
- 女性たちの病中・病後を支える共生アイテム、なぜ商機は今?
- 健診をエンタメ化、博報堂DYグループ開発の健康経営支援プログラム ベネフィット・ワンと協働で販売強化
- 女性に人気のイベント 体験型・VR活用・50万人動員など6事例
- 不調・悩みから注文するカフェがオープン 女性・男性特有の悩みも食でケア サントリー食品
- 女性たちの健康行動、どう起こす? マーケティング戦略に役立つデータと企業事例
- 健康啓発は「複数社で一緒に」「競合と手を取り合って」が業界の新トレンド、3事例
- 進む「顧客体験の高度化」 ヘルスケア業界の事例
女性ヘルスケアトレンド
ウーマンズ図書室
ヘルスケアビジネスの教材
女性ヘルスケア市場はどうなる?最新動向2024
ヘルスケア領域の女性トレンドと業界トレンドを、今年度も徹底分析!最新動向を全103ページのレポート「「女性ヘルスケア白書 市場動向予測2024 〜健康トレンド・業界動向・女性ニーズ〜」にまとめています。昨年は2,300社にご利用いただいた、毎年人気のアニュアルレポート。ぜひご活用ください!
運営元
ウーマンズは「女性ヘルスケア市場専門のシンクタンク」として、女性ヘルスケア事業の成長・変革を推進するマーケット情報を収集・分析・整理し、最新知見を企業様にご提供。女性ヘルスケア市場に特化してマーケティング支援を行ってきた「豊富な実績」「15年にわたり継続的に行っている調査分析により蓄積した知見やノウハウ」「業界ネットワーク」を活かし、女性ヘルスケア事業を行う産学官の「どうすれば製品・サービスを広く社会に流通させられるか?」の課題解決に取り組んでいます。事業内容は「コンサルティング事業/ビジネスメディア事業/MICE事業/BtoB広告事業」。最新レポートや新着セミナーのご案内、制度変更などヘルスケア業界の重要ニュース、企業様から頂戴する「女性ヘルスケアビジネスあるある相談」への回答など、ニュースレターで配信中。ぜひご登録ください!