医療アプリのカオスマップ、オンライン診療・診療受付サポート・健康データ管理など
アプリ市場分析サービスのApp Ape(フラー)が、医療アプリの最新動向をまとめた。国内40万台のAndroid端末から収集したデータをもとに、ユーザーの行動を分析。カオスマップも公開した。分析の対象としたのは、Google Playカテゴリーの「医療」または「健康&フィットネス」に属している医療領域の機能を持つアプリで、今年9月時点でMAU(月間アクティブユーザー数)500以上のもの。
医療アプリの動向概要
MAU500以上の医療アプリは、128個。アプリの数として一定の規模はあるものの、利用頻度や利用時間は全カテゴリ平均と比較して低く、1ヶ月あたりの利用時間は、全カテゴリー平均が121.3分に対し、医療アプリは13.7分ほど。1日あたりの利用時間も3.5分と、限定的であることがわかった。
多様なニーズに応える医療アプリが人気に
2020年と2025年の医療アプリのランキングを比較したのが以下図で、上位に並ぶアプリの変化を読み取れる。2020年は診療受付サポートが中心だったが、2025年はオンライン診療や医療相談、健康データ管理など領域が広がり、AIを活用したアプリもランクイン。医療アプリが、より多様なニーズに応える方向へシフトしていることがわかる。
医療アプリのカオスマップ
続いて、医療アプリのMAU上位78個を、機能別に以下5つのグループに分類したカオスマップ。
- オンライン診療
- 医療相談
- 通院履歴・健康データ管理
- 診療受付サポート
- 医療従事者向け業務支援
医療従事者向け業務支援では、臨床支援や医薬品管理、シフト管理など、業務負荷の軽減に直結するアプリが並ぶ。一般ユーザー向けで目立つのは、診療受付サポートやオンライン診療、通院履歴・健康データ管理など、受診前後の行動を支えるアプリ。
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