健康食品市場は微減も需要は底堅く推移、免疫ニーズや若年層の健康・美容志向が下支え 25年は9147億円へ
2025年度の国内の健康食品市場規模は前年度比0.8%減の9147億1000万円となる見込み。矢野経済研究所が9日に発表した。紅麹問題や物価高による生活防衛志向が影響し微減となる一方、体調管理意識の高まりや若年層の健康・美容志向の高まりにより、市場は底堅く推移している。
- 2021年:8970億円
- 2024年:9221億円
- 2025年:9147億円(見込)
- 2026年:9079億円(予測)
2024年度は紅麹問題によりコレステロール対策サプリを中心に逆風があったが、粉末など一般食品に近い形状へ需要がシフトし、全体としては微増となり前年比1.9%増の9221億円規模となった。
販路別では、訪問販売や従来型のオフラインにおける単品通販は縮小傾向が続く一方、ECモールやグローバルECを軸にした販売や、OEMを活用した新規参入が活発化している。ドラッグストアは、食品強化や調剤併設、M&Aなどにより成長基調を維持しており、健康食品の販売拡大の追い風となっている。
機能性表示食品は制度厳格化や節約志向の影響で成長が鈍化する見通しだが、免疫サポート需要の拡大や若年層の美容・健康志向を背景に、同社は、健康食品市場全体は今後も緩やかな拡大基調が続くと予測している。
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