女性ヘルスケアトレンド
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エステティックサロン市場、6年連続のマイナス推移で2797億円 信頼回復が今後の鍵に

エステティックサロン市場は、2025年度も縮小が続く見通しだ。矢野経済研究所によると、2025年度の国内市場規模は前年度比92.1%の2797億円(事業者売上高ベース)となる見込み。2020年以降、6期連続のマイナス推移となり、縮小幅も拡大している。

  • 2021年度…3285億円
  • 2022年度…3163億円
  • 2023年度…3095億円
  • 2024年度…3038億円
  • 2025年度…2797億円(見込み)
  • 2026年度…2803億円(予測)

市場全体の6割超を占めるレディス施術市場(美顔、痩身・ボディ、脱毛など)は、1688億円(前年度比88.2%)と大幅に後退。背景には、脱毛サロン運営企業をめぐるトラブルや大量閉店の影響がある。一方、男性の美容意識の高まりを背景にメンズエステ市場は成長を維持したが、脱毛需要は伸び悩み、美顔や痩身施術が市場を下支えした。

こうした中、業界では一回の施術ごとに支払う「都度払い」の導入を打ち出す動きが広がっている。施術ごとに料金を支払う仕組みで、従来の一括前払い型に比べ割高になるケースもあるが、店舗閉鎖による返金トラブルへの不安を軽減できる点が特徴。料金体系を分かりやすく提示することで、業界への信頼回復につなげるのが狙いで、一定の改善策になるとみられる。

同社は、2026年度の市場規模を前年度比100.2%の2803億円と予測する。ただし、2025年3月に発生した脱毛サロン運営を巡る問題が業界に与えた影響は大きく、本格回復には時間を要すると分析。今後は、堅実な経営や透明性の高い料金体系など、消費者からの信頼回復に向けた取り組みが市場の維持存続の鍵になるとしている。

 

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