生理痛の対処「何もしない」が3位 企業は新提案の商機

ドコモ・ヘルスケア(東京・渋谷区)が、女子大学生309名を対象に実施した意識調査結果によると「生理痛に悩みながらも対策をしないまま」の女性が多数いることが分かった。企業は新商品・サービスの提案を行ってみてはどうだろうか。(ドコモ・ヘルスケア調べ「イマドキ女子大学生が体に関して不安に思っていること」)

生理痛の対処法ランキング

1位は市販の薬、でも薬に頼りたくない女性も多数

生理痛があると回答した女性は84%、彼女たちの生理痛対処法は以下。

生理痛の対処法

出典:ドコモ・ヘルスケア

1位は「市販の薬」だが、市販の薬に頼らず他の方法で対策したい女性も多い。

悩みは深いのに、何もせず我慢しているが3位

生理痛がひどい女性の場合、救急車で運ばれたり、1~2日間寝込むことも。生理痛の原因が子宮に関連した病気の場合もあるが、単純に「生理痛が強い体質」という診断をされる女性も多い。また、持病を抱えていたり、疾病予備軍の場合は痛み止めを飲めないこともある。

そのような女性たちを含め、「解決策がないまま生理痛を放置している」女性は多い。生理痛対策に関してGoogle検索をすると、薬以外の方法で生理痛対策を提案する情報が多く並ぶ。

生理痛の対処法

 

生理痛緩和の商品・サービス提案に商機

生理痛は日頃の生活習慣、食習慣、環境、ストレスなど様々な要因が関係しているため、日頃から「生理痛を軽減する過ごし方」を心がけることで改善緩和を見込めることもある(病気ではない場合に限る)。しかし、同社の調査結果を見ると、対処法TOP8つのうち半数は病院・薬に頼っている状態で、対処法に多様性がないことが分かる。

病気ではない女性に限られるが、生理痛に悩む女性を対象に生理痛をもたらす原因にアプローチする商品・サービスを提案してみてはどうだろう。

  • リラクゼーションサロンで、月経サイクルにあわせたストレスケアメニュー強化
  • お腹、腰周りの冷え対策関連商品の開発(既存商品例:よもぎ蒸しパット、腰に貼る使い捨てカイロなど)
  • フィットネスジムで、骨盤周りをほぐす・下半身の筋肉を強化するプログラムの提供
  • 単なる保湿や保温効果だけではなく、生理痛が強い女性向け入浴剤の開発
  • バラエティショップなら、アロマ+ハーブティ+ツボ押しなどをセットにしたセルフケアグッズをキュレート

 

 

 

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