イベント消費疲れ×プレミアムフライデーで、女性ニーズを満たそう!

2月24日(金)から始まったプレミアムフライデー。今月で4回目のプレミアムフライデーがやってくる。当初はメディア上で盛り上がりを見せたが、1回目、2回目のプレミアムフライデー実施後に各社・各調査機関などが行った調査によると、ワーカーたちのプレミアムフライデーに関する意見は「現実的ではない」「ウチの会社には恩恵は特になし」「一部の大企業だけの話では?」と冷ややかな声も多い。

イベント消費疲れが起きている女性たち

PRESIDENT Onlineに掲載された経済評論家の平野和弘氏の記事は、プレミアムフライデーが失敗した理由の一つを「イベント消費疲れ」と指摘している。

昨今「モノ消費よりコト消費」が注目され、企業は様々なイベントを実施することで消費喚起を促そうとしている。その成功例の一つとしてハロウィン消費が挙げられるが、実際はハロウィンに対して「盛り上がっている人もいるみたいだけど、面倒だから私は特に何もしない」「仮装して街を歩くなんて、何が楽しいのかよく分からない」という冷静な声も多い。

ライフコースや価値観が十人十色になった今の時代は消費スタイルも十人十色になっており、年々増えるイベント事に反応する女性もいれば全く反応しない女性もいる、ということだろう。ただ同氏が指摘する通り、「イベント消費疲れ」は実際に増えてきている現象だ。

「一人でのんびり過ごしたい」ニーズをサポート

例えば、ワーキングシングルの女性の休日の好きな過ごし方は「家でゆっくり一人で過ごす」だ。ワーキングマザーにおいても、理想の休日の過ごし方は「子育てや家事があって無理だけど、本当は一人になって自分時間を楽しみたい」というもの。ストレスフルな時代という背景も影響しているだろう。

プレミアムフライデーを消費喚起につなげるためには「イベント消費疲れ」を起こしている女性向けに「静的サービス(例:禅、リラクゼーションサービス、大自然を満喫する一人旅プランなど)」や「一人時間を自宅でゆっくり過ごすためのアイテム(例:出張ネイル、有料動画サービス、美容家電、バスグッズなど)」なども一つのアイディアだろう。プレミアムフライデーをどのように活用すべきか?と提言する同氏のコラムからは、戦略ヒントが見えてくる。⇒コラム「プレミアムフライデー失敗の理由」(PRESIDENT Online)

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