保険クリニック（東京・文京区）は、「冬～春の体の困りごと～ストレス～」について20～60代の男女各300人を対象にアンケートを実施。ストレスがたまることがあるか？という質問に対して78.7％が「ある」と回答した。

「ストレス解消法はない」と半数が回答　企業は提案を

「ストレスがたまることがある」と回答した女性にストレス解消法について聞くと、次のような結果だった。

• 1位：ショッピング
• 2位：食事
• 3位：睡眠
• 4位：音楽鑑賞
• 5位：趣味

しかし、「ストレスがたまることがある」と回答した男女のうち39.4％は「ストレス解消法はない」と回答している。ストレスを自覚している人は近年増えているにも関わらずケアをしていない人が多いのは、「ストレス解消の具体的な方法・機会・時間がない」ことが理由かもしれないし「そもそもストレス解消法が何なのかわからない」ことがが理由かもしれない。

企業はストレスケアに関する新提案にチャンスがありそう。資生堂のクリーム洗顔ブランド「専科」は、洗顔を「ストレスケア」という視点から訴求しており、「ストレスケアに関する新提案」の事例の一つとして参考になる。

ストレス解消に1回あたりかける金額

続いてストレス解消に1回あたりかける金額に関しては、結果は以下。

• 最高金額：200,000円
• 平均：5,461円
• 最頻値：1,000円

ライフコースの多様化に伴い、女性の価値観は多様化した。価値観の多様化がもたらした一つとも言えるのが、他人との考え方や意見の違いによる衝突やイライラだ。働く女性が増えたことも、ストレスを感じやすい女性が増えている要因になっている。ストレスケアニーズやリラクゼーションニーズは今後も強まっていくと考えられる。

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