「買い物客が店員に求めることは?」自分の方が店員より知識ある 半数が回答
実店舗に対する意識調査で、買い物客が店員に求めることが何か?が分かった(参照:マンハッタン・アソシエイツ株式会社 「実店舗およびオンラインショッピングに対する意識調査」)。
「店員よりも自分の方が知識がある」と感じたか?に半数がYES
買い物の際、店員よりも自分の方が商品の性能・スペック、価格、おすすめのポイントなどに関する知識を持っている、と感じたことがある消費者が約半数だった。
店員に求める情報は何か?
消費者が店員に求めることは、約半数の44%が「商品に関するアドバイス」だった。
人との過剰な関わりを避けたい現代人にとって、ネット通販は「過剰接客をされるストレスがない」「店員と話す面倒が省ける」点に利点を見出すが、一方で、この調査からは、「実店舗を利用する際は、店員ならではのプロとしての情報を提供してほしい」というニーズが見えてくる。
声かけ不要バックなど、接客の加減は今後の課題
「過剰接客されるのは面倒。だけどプロの情報が欲しい」。このさじ加減は難しいところだが、セレクトショップのアーバンリサーチが2017年5月に試験導入して話題となっ声掛けた不要バッグは、「接客の調整方法」の参考になるかもしれない。声掛け不要バッグとは、店頭に置いているブルーの専用バックのことで、客がこのバックを手に持ち店内で買い物をしている場合は、「接客は不要です」という意思表示をしていることになる。
店員は客が求めたときだけ接客をするため、客はゆっくり自分のペースで買い物ができる。ネットにはないリアル店舗だからこそできる魅力を活かしつつ、客の接客ニーズにどれくらいの加減で対応するか。実店舗の今後の課題となりそうだ。
運営元
本メディアを運営するウーマンズは「女性ヘルスケア市場専門のシンクタンク」として、女性ヘルスケア事業の成長・変革を推進するマーケット情報を収集・分析・整理し、最新知見を企業様にご提供しています。「豊富な支援実績」「15年にわたる調査分析で蓄積した知見やノウハウ」「業界ネットワーク」を活かし、女性ヘルスケア事業を行う産学官の課題解決に取り組んでいます。最新レポートや新着セミナーのご案内、ヘルスケア業界の重要ニュースなど、ニュースレターで配信中。ぜひご登録ください!