年代別に見る、SNS閲覧がきっかけで購入したもの
リクルートライフスタイルの、美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカカデミー」が実施した美容意識と行動に関する調査で、SNS閲覧がきっかけで実際の購入・行動のきっかけになったものがわかった。(調査対象:全国の人口20万人以上の都市に居住する15~69歳の男女のうち、女性6,600サンプル)
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SNS閲覧が購入・行動のきっかけになったものTOP10
10〜70 代の女性に「SNS閲覧が実際の購入・行動のきっかけになったもの」を聞いたところ、トップ10は次のような結果となった。第1位は「化粧品・美容グッズ・美容家電」。美容関連商品の購買行動へのSNS効果は、他のカテゴリーと比べると大きいようだ。
- 化粧品・美容グッズ・美容家電(19.6%)
- 料理・飲み物(外食)(19.5%)
- 洋服・アクセサリー・靴・バッグ(17.1%)
- 料理・飲み物(自宅)(14.5%)
- 旅行・テーマパーク(11.3%)
- ヘアスタイル・ヘアアレンジ・ネイルデザイン(11.0%)
- インテリア・雑貨(7.9%)
- その他の趣味の活動(6.6%)
- サプリメント・健康食品・健康飲料(5.6%)
- お店の外観・看板・内装(5.0%)
年代で異なるSNS効果
ただ、年齢別に見ると、SNS効果のあるものは微妙に異なるようだ。SNSの閲覧で「化粧品・美容グッズ・美容家電」の購入や行動につながりやすいのは、10代〜30代で、その中でも特に10代と20代はその影響がとても大きい。3割以上の人がSNSがきっかけで実際の購入・行動に至っている。30代以降は年齢とともに徐々にその割合が低くなり、40代以降では「化粧品・美容グッズ・美容家電」よりも「料理・飲み物」の割合が増える。
SNSマーケティングは相性の良し悪しがある。上記を参考に、年齢と商品・サービスの内容を考慮して取り組むと、成果を出しやすいかもしれない。
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