50代女性 迷いがなくなり、チャレンジしやすい年頃

「就職」「結婚」「妊娠・出産」「退職」「子育て」「復職」「夫の転勤」「親やパートナーの介護」など、女性は各ライフイベントを迎える度に、今後の生き方の選択を迫られる。そのため一般的には、男性よりも女性の方が「人生に悩み、人生に向き合い、生き方を選択・決定する」頻度が高い。

30~40代前半は、人生の選択に迷う時期

特に30~40代前半は、多くの女性が結婚・出産・働き方の選択に迷う時期。どんな選択をするかによってその後の人生が大きく変化するからだ。様々な生き方を選択できる可能性があるからこそ、あれこれ迷い、悩む。20代女性のライフコースには多様性はさほど見られないが、30代に入ると「独身女性」「結婚してすでに2人の子供を持つ専業主婦」「DINKS(結果的・意図的に子を持たない夫婦共働き)」「パート復職ママ」「シングルマザー」「妊活中」などのように、ライフコースは一気に多様化する。女性にとって30~40代前半は様々な迷いや悩みとの葛藤の時期とも言える。

悩みや迷いから徐々に開放される50代

しかしその時期を過ぎる40代後半〜50代になると、「私はもう子供は産まない」「タイミングがあれば結婚もいいけど、このまま一人でもいいかな」とある程度生き方が明確化してくるため、悩みや迷いから徐々に解放されていく。「(年齢が上がるごとに出産が難しくなるから)早く結婚して子供産まなきゃ」「でももし結婚して子供が産まれたら仕事はどうするの?」「子育てに専念したいから仕事はいったんやめたいけど、キャリアも諦めたくないし、どうしよう」といったことだ。

年齢とともに「可能性のある選択肢」が減るため、今後のライフプランを明確に描きやすくなり、今までなかなか決断できなかった生き方や、仕事、暮らし方、習い事、新たなコミュニティへの所属など新しいことに積極的にチャレンジできるようになる。

それをよくあらわしているのが、50代女性向けファッション誌HERS4月号に掲載されている、女優の天海祐希さんの言葉だ。

昨年50歳になりましたが、40代よりさらに生きやすくなったかな。30代から40代の前半までは、人生を歩むうえで結婚や出産など選択肢がたくさんあって考えることもあったけれど、50代進むべき方向がよりはっきりして、自分に必要なものと必要じゃないものが明確になりました。(引用:HERS4月号 p.29)

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