ダイエット中の女性2.5割が「医薬品・健康食品」を使用、ボリューム層は中高年、 1万人調査
ダイエット方法は数あれど、女性たちが実際に実践しているものは何?クラシエ薬品が、20〜60代の女性1万人を対象に行ったダイエットに関する意識調査で、明らかにした(クラシエ薬品「ダイエットに関する意識調査」2023.10)。
4人に1人が悩む「体重の増加・肥満」
現在悩んでいる症状を尋ねたところ(複数回答)、最多は「肌のシミ」「肩こり」で、いずれも30.2%だった。次いで多かったのが「体重の増加/肥満」で25.8%。女性の4人に1人が体重に悩みを感じていることがわかった。
体重に悩む女性の8割に、ダイエットニーズ
前問で「体重の増加・肥満」または「むくみ」で悩んでいると回答した女性にダイエットをしているか尋ねたところ、40.8%が「現在ダイエットをしている」、36.4%が「過去にやったことがあり、今後もやりたいと思っている」と回答。体重などに悩む女性のうち約8割にダイエットニーズがあることがわかった。
ダイエット中の2.5割が「医薬品や健康食品」を使用
続いて「現在ダイエットをしている」と回答した女性に、取り組んでいるダイエット法を尋ねたところ、「普段の食事の変更(食事制限、置き換えダイエット食品、間食抜きなど)」と「運動(有酸素、無酸素、ヨガなど)」がそれぞれ6割を超え、一般的なダイエット法に取り組む女性が多いことがわかった。次いで多かったのは「医薬品や健康食品(肥満改善薬・機能性表示食品・トクホ・サプリ)」で、24.7%だった。
「医薬品や健康食品」でダイエットをしている女性を年代別に見ると、30代以降で増加傾向が見られ、最多は50代で29.4%。。
- 20代女性…16.2%
- 30代女性…26.6%
- 40代女性…25.1%
- 50代女性…29.4%
- 60代女性…27.6%
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