スポーツツーリズムの成功事例、女性活躍やアートの活用も 「スポーツ文化ツーリズムアワード2023」

スポーツ庁・文化庁・観光庁は11日、「スポーツ文化ツーリズムアワード2023」の受賞団体を発表した。スポーツと文化芸術の融合で生まれる地域の魅力を発信し、訪日外国人旅行者の増加や国内観光の活性化を図るのが狙い。地域資源を活用したスポーツイベントを実施する計7団体が受賞した。国内外からの客の呼び込みに成功している点や多様な層に刺さる企画力などが評価され、今後のモデルケースとしても注目される。

愛媛県今治市

今治城を中心に、クリテリウム、サイクリング、マラソン、マルシェ、文化イベント、特産品のイベントなど、さまざまなイベントを繋げたスポーツイベントを実施。複数のイベントを横断的に実施したことで多様な人に刺さるイベントに仕上げた点や、地域をうまく巻き込んだ点が評価された。

【出典】スポーツ文化ツーリズムアワード2023

 

越後まつだいトレイルランニング実行委員会(新潟県十日町市松代)

使われなくなった古道を整備し、日本の原風景を体感できるトレイルランニング大会を実施。地元の芸術祭と連携させることで、「アート×トレイルラン」というユニークな特徴も持たせた。里山の古道という潜在的な観光資源の活用や、インバウンドの取り込みができている点が評価された。

【出典】スポーツ文化ツーリズムアワード2023

 

安中市観光機構(群馬県安中市)

廃線を利用したウォーキングツアーで、普段は立ち入り禁止区間の場所をガイドと約11km歩き、歴史的価値と合わせ峠越えを体験する。 参加者の9割以上が県外からの参加者で、旅行の目的となるコンテンツ化に成功している。旅行やハイキングの関心層のみならず、鉄道や土木建造物に関心のある層まで幅広いターゲット設定ができている新しさも、評価ポイントに。

【出典】スポーツ文化ツーリズムアワード2023

 

福島観光協会(北海道福島町)

川濯神社が創建500年を迎えたのを機に始まった「女だけの相撲大会」。毎年母の日に行われ、2023年で29回目。 国技として認識されている相撲を女性のイベントにすることで、「女性活躍」や「ジェンダー平等」を考える機会となることを目指している。継続的に実施している点や、国内外からの参加を集めていること、また、文化的・歴史的背景をベースにした女性活躍の視点も評価された。

【出典】スポーツ文化ツーリズムアワード2023

 

受賞した各団体の取り組み内容の詳細はこちらに掲載。

 

 

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