新型コロナの拡大で、街角景況感は大幅悪化
内閣府「景気ウォッチャー調査(2020年2月)」では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により街角の景況感が大幅に悪化し、現状判断DI(景況に関する街角の実感を反映した指標)は2011年4月以来の水準となったことが分かった。
新型コロナウイルスの終息については各機関・専門家によって見解が異なるが、一部報道によると、年を越す可能性も指摘されている。世界的な感染拡大が加速し、終息の糸口が見えない中、引き続き景況感の低迷が継続するとの見方が強い。特に、日雇いバイト、パートタイマー、フリーランスの収入は大幅に減少すると考えられ、個人消費の冷え込みは避けられない。
現在の状況・今後の見通しについて「第一生命研究所」と「日本総合研究所」がレポートで分かりやすく解説している。
- 景気ウォッチャー調査(2020年2月)(第一生命経済研究所)
- 日本経済展望 2020年3月(日本総合研究所)
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