認知機能低下は何歳から?1万人調査結果から分析

認知症専門情報サイト「認知症ねっと」が実施している「認知機能チェック」の受験者10,000人の結果から、認知機能は50歳頃から徐々に低下を始め55歳頃から明らかな低下が見られることがわかった。グラフを見ると、各認知機能の能力のピークは20代後半から30代。同チェックテストを開発した医師は「40歳頃から認知症の予防が大切」と分析している。他、明らかになったことは以下の通り。

  • 認知機能は50歳頃には低下を開始
  • 認知機能の中でも高次な「遂行力」「判断力」がより早期に低下している
  • 言語能力」は70歳頃まで比較的機能が保たれる傾向
  • 「記憶力」のうち「ワーキングメモリ」「遅延再生」の機能は50歳頃から低下が始まるが、「エピソード記憶」機能は70歳頃まで保たれる
  • 「判断力」のうち「注意力」が、他の機能に比べて早期から大きく低下する傾向がある(引用:SMS)

 

調査結果詳細は同社リリース資料より確認可。

画像引用元:株式会社エス・エム・エス

画像:株式会社エス・エム・エス

 

 

運営元

本メディアを運営するウーマンズは「女性ヘルスケア市場専門のシンクタンク」として、女性ヘルスケア事業の成長・変革を推進するマーケット情報を収集・分析・整理し、最新知見を企業様にご提供しています。「豊富な支援実績」「15年にわたる調査分析で蓄積した知見やノウハウ」「業界ネットワーク」を活かし、女性ヘルスケア事業を行う産学官の課題解決に取り組んでいます。最新レポートや新着セミナーのご案内、ヘルスケア業界の重要ニュースなど、ニュースレターで配信中。ぜひご登録ください!

「女性ヘルスケア」をテーマに、ビジネスカンファレンスの企画開催/BtoB展示会の企画開催/BtoCイベントの企画開催/業界人限定の交流会などを実施。多様な形で、企業動向や生活者動向に関する情報を集め、分析し、整理して、業界の皆さまに最新の知見をご提供しております

 

 

【編集部おすすめ記事】
CSRやボランティアとしての参加はNG、認知症×企業で製品を開発 リンナイ
認知症の人が見ている世界ってどんな感じ? 20万部突破の「認知症世界の歩き方」
女性に人気のヘルスケア商品の共通項  評価分析でわかった「健康消費を起こす新基準」
女性ヘルスケア白書 市場動向予測2024 〜健康トレンド・業界動向・女性ニーズ〜

PAGE TOP
×