認知機能低下は何歳から?1万人調査結果から分析
認知症専門情報サイト「認知症ねっと」が実施している「認知機能チェック」の受験者10,000人の結果から、認知機能は50歳頃から徐々に低下を始め55歳頃から明らかな低下が見られることがわかった。グラフを見ると、各認知機能の能力のピークは20代後半から30代。同チェックテストを開発した医師は「40歳頃から認知症の予防が大切」と分析している。他、明らかになったことは以下の通り。
- 認知機能は50歳頃には低下を開始
- 認知機能の中でも高次な「遂行力」「判断力」がより早期に低下している
- 言語能力」は70歳頃まで比較的機能が保たれる傾向
- 「記憶力」のうち「ワーキングメモリ」「遅延再生」の機能は50歳頃から低下が始まるが、「エピソード記憶」機能は70歳頃まで保たれる
- 「判断力」のうち「注意力」が、他の機能に比べて早期から大きく低下する傾向がある(引用:SMS)
調査結果詳細は同社リリース資料より確認可。
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