人口1億人割るのは何年後?日本の総人口と人口構造の推移

Tags:
Share:

「少子高齢社会」「65歳以上が4人に1人」「少産化」「人口減少」「団塊世代が70代に突入」など近年よく耳にするが、日本の総人口と人口構造の推移についていまいち正確に把握できていない、という読者の方におすすめ。今一度、人口構造の推移について確認しておこう。

画像:内閣府 平成29年版少子化社会対策白書

日本の総人口は2016年で1億2,693万人、そのうち65歳以上(高齢者人口)は3,459万人で全体の27.3%を占めている。国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、高齢者人口は2042年に3,935万人でピークを迎え、その後減少し、2065年には総人口に占める割合は38.4%になるという。総人口が1億人を割るのは2053年で推計9,924万人。

以上の人口構造推移からも分かる通り、中高年女性、とりわけシニア女性を対象としたビジネスは活況を呈すると予想できる。シニアマーケティングの情報が少ないことや、シニアビジネスにおける成功事例がまだ少ないこと、そして、価値観が多様化するシニア女性を対象にヒット商品をつくりだすのが難しいことなどからシニアビジネス参入に二の足を踏んでしまう企業は少なくないが、今後、消費パワーを持つボリュームゾーンが確実に移行することを考えると、シニアを対象にしたビジネスは確実に商機と言える。

 


【編集部おすすめ記事】

日本人口、調査以来初の減少で深刻化
シニア女性マーケティングの参考になるデータが豊富!(ヘルスケア関連白書更新)
【動画】まるで映画の世界!AIはヘルスケア・消費・シニアの生活をどう変える?
企業が変われば、シニアの購買力は高まり若者の節約志向は緩和されるかもしれない理由

Tags:
Share:
PAGE TOP
×