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過労死等の労災認定、過去最多で1,304件に 精神障害が増加し女性は約5割

厚生労働省は先月末、2024年度の「過労死等の労災補償状況」を発表した。労災の認定件数は前年度より196件多い1,304件で過去最多となった。そのうち、死亡・自殺は159件だった。

「過労死等」とは、過重労働による「脳・心臓疾患」、仕事の強いストレスによる「精神障害」を原因とする死亡や疾患。 大幅に増えたのは「精神障害」で、昨年の883件から1,055件と、初めて1,000件を超えた。自殺・自殺未遂は88件だった。1,055件のうち女性が占めたのは約48%で503人、男性は552人。女性の年代別では40代が最多だった。以下は女性の年代別の「精神障害」の認定件数で、( )内は自殺・自殺未遂の数。

  • 19歳以下…3件(0件)
  • 20代…147件(3件)
  • 30代…115件(2件)
  • 40代…120件(0件)
  • 50代…91件(2件)
  • 60代…27件(0件)

女性の業種別では、「医療・福祉」が最多で204人だった。

 

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