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臨床現場の課題から革新続々 オープンイノベーション大賞に15件 声を取り戻すデバイスに最高賞

産学官連携による優れたイノベーション事例を称える第8回「日本オープンイノベーション大賞(内閣府主催)」の表彰式が今月9日、東京・虎ノ門ヒルズで開かれ、最高賞の内閣総理大臣賞には、喉頭がんなどで声を失った人向けのマウスピース型人工喉頭の開発プロジェクトが選ばれた。各省庁の大臣賞や経団連会長賞など計13賞に15件が受賞し、医療・ヘルスケア分野の取り組みが目立った。

総理大臣賞のマウスピース型人工喉頭「Voice Retriever」は、口唇と舌の動きだけで発声でき、従来の手法では適応外だった患者でも、マウスピースさえ装着できれば初日から会話が可能になるデバイス。東京医歯学総合研究所、東京科学大学、三洲電線、富士システムズの4者による異業種連携プロジェクトが開発した。大学の臨床知見とスタートアップの機動力、電線・医療機器メーカーの製造技術を掛け合わせた点が評価された。

医療関連ではほかに、科学技術政策担当大臣賞にロボット手術の安全性を高めるデバイス「ヴァスガイド(徳島大学病院)」、厚生労働大臣賞に新たな殺菌技術を搭載した世界初の歯周病治療器「ブルーラジカル P-01」と行動変容アプリ「ペリミル(Luke社・東北大学)」、経済産業大臣賞に北海道大学と塩野義製薬による抗COVID-19薬「エンシトレルビル」の開発研究が選ばれた。いずれも臨床現場の課題を起点に、大学と企業が連携して社会実装に至った事例となる。

このほか総務大臣賞には日本郵船など5者による洋上データセンター構想、環境大臣賞には吉野家ホールディングスらによる食品端材のアップサイクル事業が入った。選考委員会特別賞にはJAつべつと北見工業大学による北海道・オホーツク地域のスマート農業など3件が選ばれた。

同大賞は、組織の枠を越えて知識や技術、経営資源を組み合わせる「オープンイノベーション」の先導的な取り組みを表彰する制度。2018年度に創設された。表彰式には小野田紀美・内閣府特命担当大臣(科学技術政策)が出席し、各賞を授与した。各受賞事業の概要はこちら

 

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