人気高まるランイベント 女子注目のキーワードは?

マラソン大会が年々賑わいを見せている。抽選倍率が12.2倍だったという今年の東京マラソンが今週末いよいよ開催されるが、今年は、その後に始まる「ウルトラマラソン世界遺産シリーズ・ジオパークシリーズ」も話題を集めそうだ。

「日本の文化遺産・自然遺産」でキュレート、5つのウルトラマラソン

大会は5つのウルトラマラソン大会がシリーズ化されたもので、2017年4月から9月まで全5回にわたり各地で開催される。世界遺産・自然遺産の保全と同時に日本の文化・遺産を国内外に発信することが目的で、今回選ばれたのは富士五湖、白山白川郷、丹後など「世界文化遺産」「無形文化遺産」「ジオパーク」を有するエリアだ。

<参考>
ウルトラマラソン世界遺産シリーズ・ジオパークシリーズ  大会HP

「完走+α」でマラソンを楽しむ人が増加

ウルトラマラソンとは、長距離あるいは長時間走るスタイルのマラソンで、一般的にはフルの42.195kmを超える規模のものを指す。50km、100kmなど距離で競う大会もあれば、24時間、48時間という指定時間内にどれだけ走れるかを競う大会もある。海外では砂漠やジャングルの中を命がけで走り続けるレースもあり、その過酷さがweb上で話題となり国内でもウルトラマラソンが注目されてきている。

以前のマラソン大会は「完走すること」が目的だったが、スタイルは徐々に変化し、完走+αで「何かを楽しむ(サバイバル、メイク、ファッション、音楽など)」という、マラソンの新しい楽しみ方が国内外問わず増えてきている。

チョコレートを食べながら完走を目指す「チョコラン」、カラーパウダーを浴びながら走るColor Me Rad、泡まみれになりながら走る「バブルラン」などはその例だ。友達と色違いでミニスカートを履いて走る女性、着ぐるみで参加する女性、ハート型のキュートなサングラスをつけながら走る女性など、ファッションやメイクを友達と楽しむことを目的に参加する人も多い。どれも若者を中心に大人気のビックイベントだ。それまで運動やマラソンに二の足を踏んでいたけれども、このようなランイベントなら「楽しそう!」「友達となら走れるかも!」と大会にエントリーする人も多い。

観光・過酷さ・ファッション性・音楽ランイベントに注目の予感

バブルランなどが、ファッションやイベントを皆でワイワイ楽しむタイプのマラソン大会であるのに対し、ウルトラマラソンは過酷さを伴い「自分との戦い」「心身を鍛え上げる」ことを醍醐味に感じエントリーする本格派が集まる。以下動画は命がけで挑戦するジャングルマラソン。マラソンというよりもはや冒険だ。

「ウルトラマラソン世界遺産シリーズ・ジオパークシリーズ」はファッション感度の高い若者たちが集まる大会とは性質が異なるが、「日本の文化や世界・自然遺産」を楽しめるのは、また違う魅力がある。「日本の主要世界遺産巡り」をテーマにして全ての大会制覇を目指す人や、初のウルトラマラソン参加者が増えるかもしれない。

世界の過酷なウルトラマラソンの情報が増えてきていること、イベント性・ファッション性の高い人気ランイベントをきっかけに「走り始める女性」が増えていること、日本の文化・歴史が見直されていることなどが重なり、ウルトラマラソンもいよいよ一般的に認知されるビックイベントへと成長していきそうだ。同時に、観光を重視したスポーツツーリズムタイプのウルトラマラソン、過酷さを伴う耐久マラソン、ファッション・音楽を楽しむタイプなど、国内でもウルトラマラソンの幅は広がりそうだ。

 

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