ムダ毛意識調査。女性への安易な表現・考察に要注意!!

ムダ毛に関する年齢別の意識調査で、女性は年齢を重ねるほどムダ毛処理に対する意識が低くなっていくことが分かった(オレンジページくらし予報 20歳以上のモニター会員女性1094人)

年代別、ムダ毛を気にしている?

ムダ毛を気にしている?という質問に対し全体では68.3%の女性が気にしていると回答したが年代別に見ると年代ごとに大きな差が出てることが分かる。

画像引用元:オレンジページくらし予報

画像:オレンジページくらし予報

  • 20代:86.8%
  • 30代:77.4%
  • 40代:73.2%
  • 50代:52.6%
  • 60代:32.3%

ムダ毛処理をしている箇所は?

ムダ毛処理意識調査2

画像:オレンジページくらし予報

  • 1位:ワキ 82.7%
  • 2位:ひざ~足首 69.7%
  • 3位:腕 49.5%
  • 4位:手の甲、指 30.0%
  • 5位:足の甲、指 22.4%
  • 6位:ビキニライン 21.4%

年代別、脱門サロンや脱毛のためのクリニックに通ったことはある?

ムダ毛処理意識調査3

同社ではこれらの結果を踏まえ以下のように考察している。

仕事を持ち、独身で、自分のためにつかえるお金が多い20代女性。彼や意中の人からはもちろん、同性からも身ぎれいな人と思 われるために努力しているようです。一方50代~60代に関しては歳をとればムダ毛も薄くなる、気にしなくてもよくなる、だから処理頻度も少なくなる、ということでしょうか。(引用元:オレンジページ くらし予報)

しかし、単純に理由はそれだけではない。年齢を重ねるほどに、体型変化などの理由から若い頃のような露出ファッション(ミニスカート、サンダル、ショートパンツなど)をしなくなることも関係していると考えられる。

女性への表現には最新の注意を払いたい

上記考察の文中において注意したいことがあるので、ここで加えて述べておきたい。

同表現は、50〜60代の女性は「彼や同性からも身ぎれいと思われたいとは思っていない」ともとれる。しかし今の50〜60代女性の美容意識は高くなってきており、周囲から身ぎれいと思われたい意識は当然ある、ということを忘れてはいけない。

外に働きに出る女性は増えており、人との活発な交流を求めてイベントやカフェに出かけたり、旅行、趣味、サークル、スポーツ、文化・伝統に関する学習などに励む女性は多い。当然、外出機会が増えれば身ぎれいにしていたい意識はある。ただ、身ぎれいにしていたい意識はあっても、ムダ毛の処理に関してはニーズが若年層ほど強く顕在化していないだけ、と考えられる。

理由は、脱毛サロンの低価格化で手軽に永久脱毛が出来るようになったり、セルフ脱毛、簡単脱毛(ブラジリアンワックスなど)といった脱毛に関するサービスや商品が続々と登場し「ムダ毛は手軽に処理できる」という意識が一般的になってきたのはつい最近、ここ十数年のことだからだ。若い世代ほどムダ毛に関する意識が高いという理由は、そこにもあるはずだ。

一方で、50〜60代女性は「ムダ毛を気にしない」というよりも、「潜在ニーズはあっても、ニーズを満たす手段が多くなかった時代を過ごしてきた故に、今の若年層ほど気にしていない」とも言える(もちろん、結婚を機に美容意識が低下する女性がいることも理由だが)。

と考えると、「20代は身ぎれいと思われたいからムダ毛を気にする」「50〜60代はムダ毛を気にしない」という考察は短絡的だ。

ちなみに同社は文中で「歳をとれば」と表現しているが不適切では?50代も今は「女子」と呼ばれる時代。年齢を重ねることに抵抗を感じる女性は多く、「歳をとる」という表現は「老化」の意味合いが強い印象があるためネガティブなイメージがつきまとう。

「歳をとる」ことは平等に誰にでもやってくることだし、「年齢を重ねる」「年齢にともない」という他の表現に言い換えたところで「意味」は変わらないのだが、女性は直感や感情で物事や印象を判断するものだ。女性に向けて情報を発信する際は十分に表現に気をつけたい。それが、例え大々的なキャッチコピーや商品説明ではなかったとしても、だ。

20代~50代までは見た目が変わらない時代になっていく

また「ムダ毛を気にする度は若さのバロメーター?」とも表現しており、一瞬目をひくキャッチフレーズで面白いが、今後再生医療や美容医療の力で20代~50代までの女性は見た目がほとんど変わらなくなると言われていること考えると今この瞬間はそうかもしれないが、今後先は「50代になっても20代と変わらない見た目」になっていけばファッションにもあまり年代差はなくなってくる可能性もあり、つまりは脱毛への意識は年齢が高くても、十分にニーズはると予測できる。

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