ストレス抱える女性への具体的な生活改善提案
未就学児・小学生の子どもを持つ働く女性と専業主婦の女性、それぞれのグループをストレスレベルが高い女性と低い女性で比較した場合、生活行動にどのような違いが見られるのか?に関する調査結果。調査結果からは、ストレス軽減のための具体的・効果的な生活改善提案の内容が見えてくる。(参考:株式会社メディプラス研究所「子育てママの夏休みを応援!ストレスオフ調査」2017)。
朝~夕方の行動
朝~夕方の行動に関して高ストレス女性と低ストレス女性を比較すると、両グループにおいて、低ストレス女性は次の行動をとる者が多いことがわかった。低ストレス女性は日頃から健康的な生活を送っていると言える。
- 朝起きて2時間以内に太陽の光を浴びている
- 朝食は基本しっかりと食べる
- 起きてすぐ、コップ一杯の水分を取る
- 夕食は寝る2時間以上前に食べ終わっている
- 日中、頭(脳)を休める習慣をとっている(特に働く女性において、高ストレス女性と低ストレス女性の間で顕著な差が見られた)
睡眠行動
続いて睡眠行動に関して、高ストレス女性と低ストレス女性を比較。両グループにおいて、低ストレス女性は次の行動をとる者が多いことがわかった。朝〜夕方の行動と同様に睡眠に関わる行動においても、低ストレス女性は健康的な行動をとっている様子がうかがえる。
- 夜は部屋の明かりを暗くする
- 0時前には寝るようにしている
- 就寝前はカフェインをとらない
- リラックスしてから、就寝するようにしている
- 夜のセルフケアの時間はゆっくりとっている
- 平均7時間以上寝ている
ストレスの有無や感じ方は個々の性格や環境も関係しているため個人差が大きいが、この調査結果を見ると、「日々の行動」がストレスを増大させている、あるいは減少させているとも言える。つまり、行動を変えるだけでもストレスを軽減できる可能性は大きいということだ。ストレスを抱えている女性にストレスの軽減方法を提案するなら、上の調査結果を元に具体的な行動の改善を示すのが良いかもしれない。
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