女性が旅行に求めることは?ヘルスツーリズムの参考に

じゃらん宿泊旅行調査2017(株式会社リクルートライフスタイル)の調査結果で、男女で旅行に求める目的に違いが見られた。さらに同じ女性でも、年齢によってその目的を求める度合いは違うようだ。ヘルスツーリズムやスポーツツーリズム、タビナカ需要に応えるプランを作るなら、ターゲットを明確にした上で、男女別・年齢別に訴求ポイントを変えるのが良いだろう。調査は20歳〜79歳の男女が対象。「今後1年以内に行ってみたい旅行は?」という質問に対し、男女別・年代別に次のような結果が出た。

【画像】じゃらん宿泊旅行調査2017(リクルートライフスタイル)

 

旅行意欲が高いのは20〜34歳

女性のみの調査結果を見ると、全項目において20〜34歳の割合が他年齢と比べて高い。「旅行を趣味としている人」の割合が最も多いのは20〜34歳、という結果も同社の調査で明らかになっており、この年齢の女性は旅行そのものへの意欲が全年齢の中で最も高いことが分かる。

 

男性よりも女性が求めている「旅行の目的」

男女を比較した場合、男性よりも女性が多く求めているのは、次の項目を目的とした旅行だ。

  • おいしいものを食べる旅行
  • 環境を変えて気分転換をする旅行
  • 家族や恋人などと絆を深める旅行(50〜79歳以外の年代のみ)
  • 友人・仲間との関係を強くする旅行
  • 親孝行ができる旅行
  • 芸術・演劇・音楽を楽しむ旅行

 

女性よりも男性が求めている「旅行の目的」

明確な目的を持って旅行をしたいと考えるのは全体的に女性に多く見られるが、次の2項目のみ、男性の割合の方が高かった。特に若い年代ほどその傾向が強いようだ。

  • 身体を動かして楽しむ・遊ぶ旅行
  • アニメ・漫画に関連するスポットやイベントを楽しむ旅行

性別・年齢関係なく誰もが旅行に何かしら目的を持っているが、微妙に求めていることは違うようだ。じゃらん宿泊旅行調査2017には、「宿泊旅行の同行者」「都道府県別の延べ宿泊旅行者数と増減」「テーマ別・都道府県魅力度ランキング」、近年増えている一人旅派の過去13年間の推移も掲載。

 

 

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