トレンドと深層心理は真逆 今時メイク女子の本音
クッションファンデブームの後押しもあり、最近は薄付きのナチュラルメイクが支持され、ベースメイクでしっかりカバーする厚塗りメイクは敬遠されている。しかし、女性たちの本音は「ベースメイクでしっかりカバーしたい」ようだ。薄付きメイクをしている女性よりも、しっかりカバーする、「厚塗りメイク」をしている女性の方を「美人だ」と思っている人が多いことがメイクブランド「KATE(ケイト)」の調査でわかった。(株式会社カネボウ化粧品調べ「20代の女性100人に聞く、薄付きメイク肌vsきちんとカバー肌の印象比較」)
顕在ニーズはトレンドの「薄付きメイク」
調査対象は20代の女性100人。好きなベースメイクについて尋ねると、「きちんとカバーしている肌が好き」と回答した人よりも「薄付きメイクの肌が好き」と回答した人の方が多く84%だった。多くの女性が薄付きメイクを支持していることがわかる。
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でも、美人と思うのは「きちんとカバー」している女性
薄づきメイクを好む女性が多いが、他人を見る時は違うようだ。「薄付きメイク」をしているモデルと「きちんとカバー」しているモデルを調査対象者に写真で比較させたところ、8割が、「きちんとカバー」しているモデルの方が「美人だと思う」と回答したのだ。
それ以外にも、「薄付きメイク」と「きちんとカバー」では、周囲の感じ方が大きく異なることがわかった。それぞれのメイクで感じる印象を尋ねたところ、「清潔」「上品」「明るい」印象があるのは「きちんとカバー」の方だった。全体的な印象として圧倒的に良いのは「きちんとカバー」だ。
さらに、自分がしたいメイクはどちらか尋ねたところ、こちらについても8割が「きちんとカバー」しているメイクをしたいと回答しており、トレンドとして支持されているはずの薄づきメイクを圧倒的に超える結果となった。
潜在ニーズは「しっかりカバーのベースメイク」
この調査結果から見えてくるのは、女性の顕在ニーズと潜在ニーズのギャップだ。最近のトレンドとして、特に若い世代を中心に薄づきメイクが圧倒的な支持を得ており、どうしても厚塗り感が出てしまうしっかりカバーするベースメイクは「老けて見える」「古い」と嫌われている傾向があるが、一方で「薄づきメイクではシミ・毛穴・ニキビ跡を隠せない」「薄づきメイクはもともと肌がキレイな人でないとできない」と不満を感じている女性は多い。
ナチュラルなトレンド肌を叶えてくれるクッションファンデも、「薄づき感はあるけど、これだけでは肌悩みはカバーできない。でも、この上にコンシーラーやパウダーファンデーションを使ったら厚塗り感が出てしまう…どうしたらいいの?」という声も口コミサイトなどでは目立ち、トレンド肌を作りたいけど肌悩みをカバーできないジレンマに陥っている女性たちがいる。
薄づきのベースメイクがトレンドとは言え、「薄づきでさえあれば良し!」「肌悩みを隠せなくても薄づきならそれで良し!」というわけではない女性たちの本音が見えてくる。今の女性たちが本当に欲しいのは、「肌悩みをしっかりカバーできているのに厚塗りに見えない仕上がりを叶えてくれるベースメイク」だ。
そんなベースメイクを叶えてくれるのは、下地かもしれないしファンデーションかもしれないし、ファンデーションブラシかもしれないし、メイク術かもしれない。次にご紹介する記事はそのひとつ。薄づきメイクの主役とも言えるクッションファンデの欠点を補った、カバー力抜群の商品だ。
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