「既婚女性」のダイエットを決意させるのは誰?
ほぼ全ての時間を自分自身に使える独身時代から一転、家事・育児・仕事にと多忙を極めるようになる既婚女性にとって、結婚後の体重コントロールやスタイルキープのための時間を習慣的に確保するのは難しく、体重増加に悩む女性は多い。とは言えダイエットを諦めているわけではない。既婚女性のダイエット事情をのぞいてみよう。
既婚女性の6割が現在ダイエット中
アサヒグループ食品の「ダイエットに関するアンケート」調査によると、既婚女性のうち6割がダイエットをしている。(対象:20〜60代の過去にダイエット経験がある508人のうち現在もダイエットを実施中の既婚女性309人)
ダイエットのきっかけは自分自身の気づき
現在ダイエット中の既婚女性に「現在行っているダイエットを始めた主なきっかけは何でしたか?」と尋ねたところ、自らの気づきがきっかけになっている人が多かった。
- 鏡に映る自分の姿を見て(18.8%)
- 人生における最高体重になってしまったから(18.4%)
- 健康診断の結果を見て(10.0%)
- 健康上の支障が出てきてしまったから(9.7%)
- 今までの服が入らなくなったため(9.1%)
夫・家族・同性の友人からの指摘がダイエットに影響
「周囲の誰に『太ったね』『太っているね』と言われるとダイエットを決意しますか?」という質問に関しては、最も多かったのが「夫(47.2%)」だった。「家族・親戚」、「同性の友人」と回答した女性も多く、身近な人からの指摘がダイエットの決意に大きく影響していることがわかった。
- 夫(47.2%)
- 家族・親戚(44.0%)
- 同性の友人(42.4%)
- 異性の友人(22.7%)
- 同僚・学校の同級生(19.4%)
既婚女性のダイエットを促すなら、「鏡」と「夫」を活用すると効果的かもしれない。
【編集部おすすめ記事】
■女性の平均体脂肪率・体重・BMI(年齢別)
■ダイエット中の女性2.5割が「医薬品・健康食品」を使用、ボリューム層は中高年
■働く女性の不調ランキングTOP14 ダイエットよりも気になること
■政府の白書一覧(2024年版) 女性ヘルスケアビジネスに