【開催報告】女性消費者の声「満足できた良い商品でも、リピートはしませんね」

5月10日、弊社ウーマンズと、モニター管理事業を行うラビッツ・コーコの共同主催で、女性モニター向けの勉強会(※)を開催しました。当日は20~60代女性19名が参加しました。

  • (※)座談会や各種アンケート調査で、より質の高い生活者意見を企業に対し発言できるよう、「女性モニターに求められることとは?」などについて伝える場です(マーケターに育てる場ではなく、プロシューマ―に育てる場です)。直接女性モニターと顔を合わせ勉強会を定期的に開催することで、より質の高い女性モニターの育成に取り組んでいます。

企業に対する女性消費者の生の声

当日は勉強会の後30分間ほど、2つのテーマについてミニディスカッションも行いました。フリーディスカッションのため簡易的ではありますが、女性消費者の生の声として各社様のマーケティングヒントにお役立ていただければと思います。

  • 注意1: フリーディスカッションのため、モニターから発言された意見に対する深堀作業は行っておりません
  • 注意2: 分かりやすく文章でお伝えするため、発言内容は編集部で多少編集を行っております。
  • 注意3: フリーディスカッションのため、質問内容も抽象的なものとなっております。

テーマ1: ヘルスケア企業に対してどんな不満がある?

最初の発言者がドラッグストアに関するトピックだったため、以降の発言者もドラッグストアの内容が中心でした。最近の消費者は賢くなっているため、企業の「売りたい」意図を理解しており、企業の言葉よりもネット上の言葉や自分の知識をもとに、買う・買わないを決定しているという消費姿勢を感じます。

企業としては「分かっていても、実現は難しいんだよ」と感じることもおありだと思いますが、これが女性消費者たちの生の意見であると受け止めて頂き、ご覧ください。

  • ドラッグストアは「気軽に健康相談してください!」と言っているが、近くに人がいなかったり、何を聞けば良いかわからなかったりする。また、相談してもたいしたアドバイスが返ってこないことも多い。相談できる人が一人常に座っていてくれれば相談してみようという気になる。相談コーナーが設置されていれば相談しやすいかも。
  • ドラッグストアで相談できると言っても、誰に聞けばいいのかわからない。あの人はパートだろうな、社員ならわかるかな?などと迷う。
  • 世の中にはたくさんのヘルスケア商品がある。しかし、ドラッグストアなど店頭で自分の症状を伝えても「A社の商品とB社の商品とC社の商品がありますが、まぁ、お好みで選んでください」と言われる。もうちょっと詳しく商品説明してくれる人がいればいいのに…
  • 知り合いに介護食を買ってきてくれと頼まれた。近所の店舗に買いに行った時、ベビーフードはこっち、シニアフードはあっち。探すのも大変だし比較も大変。ベビー用品とシニア用品は似ているから同じ場所に置いてくれてもいいのでは?
  • 効かないものを効く、と謳っているのが気になる。誇大広告では?
  • ネットで化粧品や健康食品を買う時、最初の1ヶ月だけ安くて、次回の購入から正規の値段になり高くなることが多い。そのようにしないとサービスが成り立たないのは理解しているが、でも騙された気になる。
  • もう少し続けられる価格を考慮してほしい。現役時代なら買えても、定年退職したら(収入が減るから)買えない。
  • 店舗のPOPは信用できないから、ネットで必ず確認してから買い物する。しかし、ネットの口コミも最近は信用できない。
  • 通販で育毛剤を買ったけど、そのあとは購入をやめた。そしたら、電話やメール、手紙の営業がバンバン来るように。過剰な営業攻撃が嫌だ!
  • 企業の言葉は信用していない。疑うところから始まる。
  • どの企業も広告費をかけている。特に化粧品。高い化粧品を見ると、この女優を起用しているからか?と思う。そのせいで高くなるなら、無名の人でもいいよ!と思う。広告費のせいで商品が高いと考えると騙された気分になる。
  • ドラッグストアなど店舗で受けるアドバイスが営業かと思うと、「本当に私のためにアドバイスくれてるの??」と疑問。だからあてにしていない。結局ネットで検索して購入を決めている。
  • 店舗に置いている商品数が少なすぎると比較ができないので選びづらい。そういうドラッグストアにはもう行かない。
  • 何が自分に合っているのか?がわからないから買えない。化粧品も健康食品も、買う前に、お試しが出来るようしてほしい。お試しは数日間分の場合がほとんどだが、数日間では効果を感じることはできない。もう少しまとまった期間お試しできる仕組みがあればいいのに。
  • 購入をやめると、サンプルがたくさん来たり電話が来るのが嫌だ。また、サンプルを使った後に感想を聞かせてと企業から言われるのも面倒。安く使わせて頂いたのでお返しはすべきなのだろうけど…。

テーマ2: どんな企業や商品が好き?

好きな企業や商品の名前を女性モニターが発言すると、会場内では他の女性モニターたちから賛同の声があがりました。

  • DHCもいいけど、アサヒのサプリのディアナチュラを買っている。アサヒビールも好きだし。アサヒブランドだから信用している。
  • 化粧品はドラッグストアよりもデパートの方が好き。商品名が英語表記で意味がよくわからないものでも、パッケージデザインが良ければ買う。毎日使うものだからワクワクしたいので、デザインを重視している。ただ、デパートブランドはレフィルがないのであれば嬉しい。あとは、例えば空ボトルを10本持ってったら1本サービス、などの特典があると嬉しい。デパートブランドの商品は容器が立派でかさばるし、かと言って捨てるのももったいないから。
  • カーブスに毎日通っている。かれこれ8年。はまると10年くらい同じ商品・サービスを使い続ける。
  • 小林製薬のサプリをリピート中。値段も高くないし。
  • 年齢とともにサプリのサイズが気になるようになった。大きいサイズのサプリは一気にたくさん飲めない。それを考慮している商品は好き。

ウーマンズ視点でチョイス。注目発言7選「満足できた良い商品でも、リピートはしませんね」

女性マーケティング視点で特にウーマンズが注目した発言は以下です。会場19名の女性に「満足できる商品を見つけたとき。リピート派ですか?リピートしない派ですか?」と質問したところ、半々の結果となりました。

  • 同じ商品を使い続けるより、他の商品に一度浮気をする方が、また元の商品に戻った時に「やっぱりこの商品が良かったんだ!」効果を再実感できる。浮気も大事。
  •  良い商品で満足できても私はリピートしない。2回目の購入があればいい方。気に入ったものがあっても、もっと冒険したいし「絶対にそれじゃなきゃダメ!」とも特段思わない。同じような金額で似たようなものがあるならいろいろ試したい。
  • 今、専業主婦です。若いときはデパートで買い物していたけど今はドラッグストアなどでコスパ重視。年齢や生活とともに買う場所や買い方も変わってきた。同じものをリピートするよりも、いろんなものを試したい。新しいものが好き。化粧品はその時その時の気分でどんどん変えていく。
  • オムツのCMを夫と一緒に見たくない。いずれ自分も、と思うと気まずい。CMを、家族と一緒に「見れる」ものにしてほしい。
  • 昔、化粧品企業で働いていたので原価を知っているだけあり、買うのに躊躇する。
  • 市販の商品名が覚えづらい。化粧品、薬などが特に。フランス語と思しきものを使われると、読めない上に意味が分からない。しかも商品名を覚えられないから、リピート購入したくても商品名を思い出せず買えない。
  • コンセプトチェンジのサイクルが早すぎてリピート購入ができない。

60代女性のニーズを深堀して聞いてみよう

6月7日は60代女性モニター5名をお招きし、以下について質問をする公開座談会を開催します。ご参加企業様が「新たなアイディア発想や意見の抽出」ができるよう、モニター5名の発言の多様性を重視します。モニター5名は収入・ライフコース・価値観が異なるよう選定しております。60代女性の個々のニーズや価値観を知りたい、新たな気づきを得たい企業様はぜひご参加ください。

  • 1.価値観を探る
    60代女性世代の特徴って何?どんな思考を持っているの?
  • 2.所属コミュニティー
    オフライン・オンライン、それぞれ所属しているのはどんなコミュニティー?
  • 3.60代女性のトレンドを探る
    今ハマっていること、同世代の友達の間で流行っていることを教えて!
  • 4.情報収集のリアル
    信頼している情報源と信頼しない情報源を教えて!
  • 5.消費の本音
    “我が家の収入源・支出”を教えて!
    日々の暮らしの中で分類している”節約カテゴリー”と”贅沢カテゴリー”を教えて!
    出費を惜しまずに定期購入しているヘルスケア商品・サービスは?
    買わないorリピートしなくなったヘルスケア商品・サービスは?
  • 6.60代特有のヘルスケアの悩み・不便を探る
    「美容編」「健康編」「生活全般編」
  • 7.日々の暮らしのヘルスケアニーズを探る
    なくて困っているモノ・コトや、こんなモノ・コトがあれば嬉しい!を教えて!
    ヘルスケア企業にどんなことを求めている?改善してほしいことは何?
  • 8.消費者目線で企業へ“勝手に”アドバイス
    商品・サービスがたくさん売れるようになるために、企業はどんな工夫が必要だと思う?

<公開座談会を開催します>
・【6月7日 】健康&美容のために何を買って、何を買わない?60代女性のヘルスケアニーズを探る

 

一緒に読まれている記事