少ない外国人向け「体験型コンテンツ」に商機 2020年までに8兆円

訪日外国人に向けた「コト体験」関連の商品・サービスの市場がいよいよ本格的に白熱しそうだ。安心・安全・健康のイメージが強い日本。美容・健康業界が参入できる余地は大きい。この流れに乗り遅れないよう、各社、訪日外国人向け商品・サービスを充実させたい。

訪日外国人の消費は「モノ消費」から「コト消費」へ移行しているが、外国語対応が遅れていることもあり「外国人向けの体験型コンテンツ」はまだまだ少ない。政府は、2020年までに訪日旅行消費額8兆円という目標を達成するためには、この旅行需要の変化を踏まえて体験型観光の消費を促していくことが必要とし、「『楽しい国 日本』の実現に向けた観光資源活性化に関する検討会議」を重ねてきた。その提言内容が先日公表された。

施策集の中には、外国人向けにコト体験を提供している諸外国・国内の先進事例とともに、現状・課題・政府を始めたとした各関係者による今後の対応についてまとめており、商品・サービス開発や各種マーケティング施策のヒントが見えてくる。ドイツのクアオルト(温泉・自然環境・食事などを活用した健康保養地の発祥の地)、最近話題になっているナイトタイムエコノミーの立役者とも言えるイギリスのナイトシーザー(ナイトライフ活性化のための役職)、美容体験ができるH.I.Sの「Kawaii Plan」などについても掲載。詳細は以下。

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