逆転は2022年 日本人を上回る訪日外国人パワー ニーズは「ヘルスツーリズム」
国内旅行の調査・研究を行うじゃらんリサーチセンターは、オリンピック特需後の2030年の観光需要予測の中で、訪日外国人の旅行ニーズとして「ヘルスツーリズム」を挙げた。じゃらんは、少子高齢化が急速に進む国内では日本人の国内宿泊旅行者数が減少すると同時に、国内宿泊旅行者の延べ宿泊数も減少し、2022年には、訪日外国人観光客の延べ宿泊数が日本人の延べ宿泊数を上回ると見ている。2030年には日本人の1.7倍にまで増えるというから、もはや、訪日外国人のニーズを無視するわけにはいかない。
調査によると、訪日外国人が日本での旅行でこれから経験・実施してみたいことは次のような「日本ならでは」のコトであることがわかった。
- ヘルスツーリズム
- 皇居ラン
- 都市公園・日本庭園の散策
- 田舎暮らしを体験する
- ロボットレストラン
- 地方のひなびた日本の原点の風情を味わう
- 古墳
- 賑やかな雑然として繁華街を楽しむ
- 現地の人の暮らしぶりにふれる
- 電化製品・消耗品・ファッション類の買物
長寿国として世界に知られる日本。温泉や和食などにヘルシーなイメージを持つ外国人は多い。日本の「健康国」としてのイメージを積極的に活用して、未来のインバウント需要に備えたい。⇒【詳細】2030年 観光の未来需要予測研究(じゃらんリサーチセンター)
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