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精神疾患による労災請求、過去最多に 女性が男性を上回り5割超え 

仕事による強いストレスで精神的な疾患を発症したとして労災認定された人が、2024年に初めて1,000人を超え1,055人となった。労災を申請した人は3,780人で、いずれも過去最多となった。

厚生労働省が公表した「令和6年度 過労死等防止対策白書」によると、認定数は男女ともに年々増加しており、1,055 件のうち女性は 503 件(47.7%)、男性は 552 件(52.3%)。申請者数も男女ともに増加傾向にあり、令和1年以降、女性が男性を上回っている。労災を申請した人のうち、女性は51.9%で1,963人、男性は48.1%で1,817人。自殺と自殺未遂は男性に多く、女性は1,963人のうち33人で、男性は1,817人のうち169人だった。

【出典】厚生労働省(令和6年度過労死等防止対策白書)

 

請求件数を業種別に見ると、最多は「医療・福祉」で約3割を占め983人。次いで「製造業」「卸売業・小売業」となった。

 

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