メディア総接触時間 減少に転じる ~メディア定点調査2017 ~

博報堂DYメディアパートナーズ(東京・港区)が実施した「メディア定点調査2017」で、以下が明らかになった(参照:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ  「メディア定点調査2017時系列分析」2017)

  • ほぼ全メディアの接触時間減少により、メディア総接触時間は378.0分と減少に転じる。
  • 全メディアでライト接触層(1日あたり接触時間1時間未満)が増加。
  • 「スマートフォン」の所有率は77.5%と8割に迫る。
  • 中高年層の所有率増加が要因。世の中の情報量の過剰感と情報へ信頼性を求める意識が高まる。

画像:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ 2017 「メディア定点調査2017時系列分析」

特に注目したいのは、女性30代~60代の「携帯電話/スマートフォン(上記図のオレンジ)」だ。20代女性の「携帯電話/スマートフォン」の接触時間は全メディアの中で最も長いが、30代以上では「携帯電話/スマホ」よりも「テレビ」との接触が長い。

30~40代女性のメディア総接触時間そのものが他年代と比較して短いのは、仕事・家事・育児の両立など、他年代と比較してタスクが多く「時間がない」ことが関係しているかもしれない。⇒レポート「メディア定点調査2017時系列分析」(博報堂DYメディアパートナーズ)

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