トランス脂肪酸低減を訴求 リニューアル発売に批判の声多数

2015年に米食品医薬局がトランス脂肪酸を多く含む「部分水素添加油脂」を食品に使用することを原則禁止すると発表してから、国内でも同油脂を含むマーガリンに対するイメージは急速に悪化し市場は縮小している。日本におけるトランス脂肪酸摂取量は欧米と比較して極めて低いとはいえ、過剰摂取により心臓病のリスクを高めることが指摘されており、2015年の同局発表後から、その危険性は多くの消費者が認知することとなった。

米国で今年6月から同油脂の添加を原則認めない規制が開始されることで、国内でもマーガリンに対するマイナスイメージが再燃する可能性が高い。その6月を前に、乳業大手の明治、雪印メグミルクは3月1日から同油脂不使用商品をリニューアル発売し、トランス脂肪酸の低減を訴求する。

しかし消費者の声は厳しい。ネット上には「対応が遅すぎる」「とっくにマーガリンは使っていない。今更感がある」「イメージ悪化するという理由でリニューアル…消費者をなめるな」「高くてもバターを買います」「不使用でももう買わない」「欧米が禁止するから国内企業も動くという考え方がおかしい」といった批判の声が相次ぐ。

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