【男女の違い】母親・父親で差、それぞれの疲労の実態と解消法

健康問題や健康行動には男女差が見られるが、母親・父親という視点で男女差を見た場合はどうなのか?それがわかる調査をフジ医療機器が実施しているので、見てみよう。テーマは「疲労」。疲労箇所・原因・解消法は、母親と父親の間で特徴的な違いが見られた。母親への調査:子どもを持つ20〜70代以上の女性1,442名<専業主婦576名,パート・アルバイト400名,会社員288名,自営業67名,無職・定年退職35名,公務員29名,会社役員20名,専門職15名,その他12名>,2021年4月実施/父親への調査:子どもを持つ20〜70代以上の男性2,429名,2020年4月実施)

疲れているのは父親より母親

「あなたは普段から疲れていますか?」という質問をしたところ、「とても疲れを感じる」または「疲れを感じる」と回答した父親は83%に対し、母親は92%。母親の方が疲れている人の割合が高いことがわかった。

母親に聞いた結果

  • とても疲れを感じる(37.9%)
  • 疲れを感じる(54.4%)
  • あまり疲れを感じない(7.4%)
  • 全く疲れを感じない(0.2%)

父親に聞いた結果

  • とても疲れを感じる(20.0%)
  • 疲れを感じる(61.7%)
  • あまり疲れを感じない(17.2%)
  • 全く疲れを感じない(1.2%)

 

肉体的疲労、母親と父親の違い

どこにどんな疲れ?

疲労を感じている人のうち、肉体的疲労のある人に「どのような部分にどのような疲れを感じるか?」聞いたところ、順位は異なるものの男女ともにトップ3は同じで「首や肩のコリ」「目の疲れ」「腰痛」。上位に入った項目で男女差が見られたのは、女性に多い特有の健康悩みで「あしのむくみ」と「頭痛」で、5位・6位にランクイン。

母親に聞いた結果

【出典】フジ医療機器,女性

【出典】フジ医療機器

父親に聞いた結果

【出典】フジ医療機器,男性

【出典】フジ医療機器

肉体的疲労、原因は?

続いて肉体的疲労の原因を聞いたところ、こちらも明らかな男女差が見られた。男女ともに第1位は「仕事」だが、注目したいのは第2位。父親は「加齢」、一方で母親は「家事」。これは、女性の調査対象者に専業主婦が多いことが関係していると考えられるが、いずれであっても、この差は家庭内での家事負担の違いによるものだと推察できる。同様に「育児」を原因に上げる割合にも差が見られ、母親16.8%に対し、父親は1.3%。こちらも育児負担の差が背景にあると考えられる。

母親に聞いた結果

  • 1位:仕事(31.7%)
  • 2位:家事(22.4%)
  • 3位:加齢(20.3%)
  • 4位:育児(16.8%)
  • 5位:人間関係(3.5%)
  • 6位:介護(2.7%)
  • 7位:その他(2.3%)
  • 8位:無回答(0.2%)

父親に聞いた結果

  • 1位:仕事(58.0%)
  • 2位:加齢(30.6%)
  • 3位:家事(2.9%)
  • 4位:介護(1.4%)
  • 5位:育児(1.3%)
  • 6位:介護(2.7%)
  • 7位:その他(5.1%)
  • 8位:無回答(0.7%)

精神的疲労、母親と父親の違い

続いて、精神的疲労における男女差を見てみよう。興味深い結果が出ている。疲労を感じている人のうち精神的疲労のある人にその原因を聞いたところ、こちらも違いが見られた。父親は第1位が「仕事(56%)」で、母親の第1位は「人間関係(34.9%)」。母親にとっても「仕事」は精神的疲労の原因になっているようだが、父親の半分程度で22.5%。母親を疲弊させているのは、仕事よりも人間関係の方が圧倒的なようだ。

母親に聞いた結果

【出典】フジ医療機器

【出典】フジ医療機器

父親に聞いた結果

【出典】フジ医療機器

【出典】フジ医療機器

ちなみに、母親を疲れさせているのは誰なのか?ちょっと悲しいが第1位は夫で、約半数にも上った。以前トレンドキーワードになった”夫源病”を思わせる結果だ。

一方、父親を最も疲れさせている原因は「上司」でこちらも約半数に上る。「妻」と回答した人は25.3%。父親より母親の方が配偶者へのストレスは大きいようだ。

母親に聞いた結果

  • 1位:夫(45.1%)
  • 2位:同僚(26.8%)
  • 3位:子ども(25.7%)
  • 4位:姑(21.0%)
  • 5位:上司(19.7%)

父親に聞いた結果

  • 1位:上司(46.7%)
  • 2位:同僚(37.0%)
  • 3位:部下(33.1%)
  • 4位:妻(25.3%)
  • 5位:近所の人(12.5%)

 

疲労解消法、母親と父親の違い

疲労解消法についても男女差が見られた。「疲労解消法はなんですか?」と聞いたところ次の結果となった。一般的に男性のストレス発散法は「お酒」で女性は「食べる」「お菓子」という違いが知られているが、その通りの結果が見られた。

その他の特徴的な結果は、「1人(プライベート)の時間を過ごす」の項目。女性は44.5%で第3位。一方で男性は27.8%で第7位。「子どものいる母親(特に子どもが小さい母親)は、一人になれる時間を欲している」ということは各調査で明らかになっているが、これについてもその通りの結果が出た。家事・育児・人間関係から解放されて一人になることは、母親にとっては貴重な疲労解消法だ。

母親に聞いた結果

【出典】フジ医療機器

【出典】フジ医療機器

父親に聞いた結果

【出典】フジ医療機器

【出典】フジ医療機器

 

 

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