女性の購買意欲が最も高いのはどの世代?
「節約志向」「先行き不透明」「お金を使わない若者たち」というネガティブな言葉がすっかり定着してしまった昨今、モノは本当に売れない時代なのか?
これまでの国内の人口増加の時代においては市場全体が若者を中心に動いていたが、人口減少に転じ少子高齢化が進んだことにより、マーケティングの中心として今後捉えていくべきは中高年女性層と言える。
現在、女性の購買力が最も高いのはバブル世代を経験しているアラフィフ世代と言われている。各個人の原体験が生涯にわたり消費行動や価値観に影響を与えるという法則から考えて、バブルを若いときに経験した現アラフィフ世代は「良いモノを買いたい・身に着けたい」欲が他世代と比較して強いからだ。さらに、年齢的に子育てや教育費から解放されることも、消費意欲が高まる要因と言える。実際に、自分へのご褒美消費としてジュエリーや高級なバックや衣服を購入するのもこの世代に多く見られる。
2017年時点では、モノ消費よりもコト消費が昨今は注目されているが、アラフィフ世代に限ってはまだまだモノ消費を期待できると言えそうだ。
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