トクホ炭酸飲料は人気なし?そもそも、減少する炭酸飲用者

コーラ、サイダー、スパークリングジュースなどトクホの炭酸飲料は知名度を上げているが、炭酸飲料全般の愛飲者の中ではトクホ愛飲者は多いわけではないようだ。さらに、炭酸飲料全般を愛飲する人そのものが減っていることが調査でわかった。

トクホの炭酸飲料は「飲まない」5割以上

マイボイスコム(東京・千代田)の炭酸飲料に関するアンケート調査では、炭酸飲料を飲用している人のうちトクホの炭酸飲料を直近1年間で飲んだ人は約4割、残り5割強の人は「飲んでいない」と回答した。炭酸飲料愛飲者が健康のために意識的に・積極的にトクホを選んでいるとは言えないようだ。

コーラのトクホは「まずい」「通常のタイプの方が美味しい」「爽快感が足りない」と評価する人がいることからもわかるように、同じ炭酸飲料でも、健康要素が上がればその分、味など何かしらに変化が出る。炭酸飲料には「健康」よりも「通常の味」を求めている人が多いのかもしれない。

年々減少する炭酸飲料愛飲者

次に、炭酸飲料全般の愛飲者に目を向けてみよう。「炭酸飲料の飲用頻度」の調査結果からは、炭酸飲料全般の愛飲者が直近5年間で年々減っている様子が見えてくる。反対に「それ以下(月に1回以下)」「全く飲まない」と回答した人の割合は年々増え、現在は約40%の人が炭酸飲料を習慣的に飲んでいないことがわかった。

「炭酸飲料=不健康」というイメージが強すぎるために、健康思考が高まっている今の時代にはそぐわない飲み物として敬遠されているのか?消費者が炭酸飲料全般を飲まなくなっている理由まではわからないが、考えられる他の理由としては、様々な飲み物が多く登場し選択肢が増えたことや、自宅で飲み物を手軽に作れることに楽しみを求めたり(例:コーヒーやスムージーなど)、健康ドリンクを習慣的に楽しんでいる人が増えていることが挙げられるかもしれない。

炭酸飲料市場に健康ニーズはない?

健康飲料のニーズは年々確実に高まっているが、トクホのコーラについては以前より不振が指摘されていることからも見えてくる通り、炭酸飲料に関しては健康需要はないのかもしれない。健康飲料なら、やはりイメージとしては「炭酸」よりも「野菜や果物の栄養素が豊富に含まれている」方が絶対的に優勢だろう。

 

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