働くママの時短ニーズ、さらにその先にあるニーズとは?

働く女性の日々のテーマ「時短」。近年は時短商品やサービスを多く見かけるようになり、仕事と家事の両立を助けてくれるアイテムとして積極的に活用する女性が増えている。もはや今の働く女性には欠かせないキーワードとなったが、そもそも、時短は日々のタスク達成だけが目的なのだろうか?実は、さらにその先に求めているものがある。時短ニーズのその先のニーズを読み取って、新たな提案をしてみよう。

毎日のタスクをこなすために生まれたニーズ「時短」

働く女性の増加とともに生まれたニーズが「時短」。特にタスクの多い働くママは、24時間という限られた時間の中で仕事・家事・育児をこなすために、あらゆる生活ポイントで時間を短縮していかなくてはいけない。そんなニーズを汲み取った、働くママたちを支える時短商品・サービス・情報は常に彼女たちの注目を集めている。

朝のスキンケアを短縮できるサボリーノや、平日の料理時間を短縮できる作り置きレシピ本がヒットを飛ばしているのも、時短ニーズを叶えているからだ。

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時短ニーズが満たされたその先のニーズは「自分時間の捻出」

「時間をお金で買う」という消費が増え、働くママをターゲットにするなら今や企業が商品・サービスづくりに「時短」をコンセプトに掲げるのは基本だ。そんな現代のキーワードとして定着している「時短」。では、様々な時短商品・サービスに囲まれる生活が手に入り仕事・家事・育児のタスクを達成したその先に働くママたちが求めているものとは何だろうか?

それは「自分時間の捻出」だ。自分時間とは、美容ケア、運動、学習、(家族の買い物ではなく)自分の買い物、友人と会うなど、家族関連の時間ではなく、自分自身に関連する時間のことだ。時間に常に追われゆとりがない時は、自分時間を省くことで仕事・家事・育児のタスクを24時間以内で何とかやりくりするが、時間にちょっとしたゆとりができると「自分時間を確保したい」思いが強くなる。

独身の頃は全ての時間が自分自身のために消費されるが、結婚・出産後は一転、自分のことは後回しになり常に家族のことを優先して時間を消費する。育児、家族の食事作り、日用品や被服の買い物、人付き合い(ママ友、夫の人間関係、両親・義両親など)など家族関連での時間を消費していると、自分自身のために時間を費やすことはできなくなる。

「もっとスキンケアに時間をかけたい」「定期的にきちんと運動したい」「毎日勉強の時間を確保したい」「本をゆっくり読みたい」「エステやリラクゼーションサロンで心身を休めたい」「ゆっくり寝たい」「一人でゆっくり買い物したい」「家族抜きで友人に会いたい」「趣味に時間をかけたい」という気持ちはあっても、妻・母の役割を担いながら家族とともに生活していると実行は難しい。

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しかし、料理・洗濯・通勤時間・仕事などあらゆる生活ポイントで時短を積み重ね、その日その時にやらなければならないタスクを達成できれば、日頃からやりたいと思っていることに時間をかけられる。「時短によって捻出できた時間で、自分時間を過ごしたい」、これが働くママたちの時短ニーズのさらに先にあるニーズだ。

時短成功による新しい過ごし方の提案を

彼女たちに時短商品・サービスを提案するなら、商品そのものの「時短性」にフォーカスして訴求することに加え、「時短により捻出できるその時間で、新たにどんなことができるか?」「時短を叶えたその先にはどんなワクワクするライフスタイルが待っているのか?」といった、時短により生まれる新しい未来や過ごし方も一緒に提案するのが良いかもしれない。

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