「薄毛対策にいくらかけてる?」不安意識の強さと金額は関係なし?
リクルートライフスタイル(東京・千代田)が行った薄毛に関する意識調査。薄毛に対する不安の強さは、実際に薄毛対策にかけている金額に比例するわけではないようだ。(対象:現在薄毛である、または薄毛を気にしている20〜69歳の男女2,063人)
将来の薄毛を不安に感じるのは若い人
「今後や将来を考えた時、薄毛についてどの程度不安に思っていますか?」と尋ねたところ、20〜50代の女性の6割以上が「とても不安」と感じていることがわかった。興味深いのは、調査結果を見ると男性も女性も「とても不安」と回答しているのは若い人に多い点だ。女性に関しては薄毛の不安が特に強いのは20〜40代。
実際に薄毛対策にお金をかけるのは中高年層
しかし実際に薄毛対策にかけている金額は、若い人よりも中高年層が高い、という結果に。薄毛対策として一カ月あたり「現在いくらお金をかけているのか」「いくらならかけてもよいと思っているか」を聞いたところ、実際に最もお金をかけているのは50代と60代。さらに「かけてもよいと思っている金額」も50代と60代が他年代と比較して高かった。
緊急性高いと「お金かかっても何とかしたい」意識強まる
薄毛に対する不安は若い人の方が強いが、実際にそれなりにお金をかけて対策をしているのは中高年層だ。若い人は将来の薄毛に漠然とした不安がありつつも、実際にはまだ薄毛に悩んでいないために緊急性が低く、かけている金額が低いのだろう。一方、薄毛が実際に気になってくる50代以降では緊急性が高いため、若い人たちよりもお金をかけている上に、もっとかけても良いと考えているのだろう。緊急性が高いとやはり「お金がかかっても何とかしたい」意識は強くなるようだ。
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