健康食品の利用意向「利用したい」は半数以下 その理由は?

(最終更新:2018年8月21日)
マイボイスコム(東京・千代田区)は、健康食品の利用に関する調査を実施した(対象:男女10,684名)

健康食品の利用効果の実感度合い

健康食品の利用効果の実感度合いは、「実感している・ある程度実感している」がわずか40%以下という結果に。健康食品による効果をどこまで求めているか?によって、実感度合(満足度)は変わってくるが、高品質の健康食品が次々に登場している割には40%以下とは低い結果だ。消費者が実感を特に感じていないのは、もしかしたら「健康食品の用途を間違っているから」かもしれない。

例えば分かりやすい例で考えると、ダイエットシェイクを、夕食をたっぷり食べた後に摂取する場合と、夕ご飯の前に摂取する場合ではダイエット効果に差が出てくる。このように、用途の違いにより利用効果を実感させられていないとすると、離脱させる可能性を高めるので、企業にとっては大きな機会損失だ。健康食品の利用効果をしっかり感じてもらうための工夫や取り組みは十分すぎるほど行いたい。

  • 実感している(5.0%)
  • ある程度実感している(33.4%)
  • どちらともいえない(38.3%)
  • あまり実感していない(15.3%)
  • 実感していない(5.5%)

健康食品の利用意向

健康食品の利用意向は「利用したい」「まぁ利用したい」を合わせて46.1%と半数以下。健康志向が高まっている割には低い数字だが、伸びしろはまだまだありそうだ。健康食品の利用意向者は「健康食品の利用効果を実感している」「ある程度実感している」と回答した人で9割強、「あまり実感していない」と回答した人で7割弱、「実感していない」と回答した人では4割強となった。

  • 利用したい(16.1%)
  • まぁ利用したい(30.0%)
  • どちらともいえない(24.8%)
  • あまり利用したくない(11.0%)
  • 利用したくない(15.7%)

「健康食品を利用したくない」「どちらともない」と回答した人の理由は次の通り。

「利用したくない」
・健康食品は根拠がない。特定保健用食品(トクホ)のように役所が認可したわけではないから。(男性56歳)
・栄養バランスが偏りそう。利用するなら医師と相談の上する。(女性54歳)
・以前利用したことがあるが、やはり旬の物をおいしく食べるのが私には一番だと感じた。(女性67歳)

「どちらともいえない」
・添加物が気になる。本当に体に良いのか疑問が多い。(男性53歳)
・実際に利用して効果を実感できれば使ってもいいと思いますが、いままであまり実感したものはなかった。これから新しくいいものが出てきたら試してもいいかなと思います。(女性42歳)

「添加物などが入っている健康食品を摂取するなら、野菜や果物から摂取した方が安心」という声や「根拠がない」「効果を感じられない」という声にどう応えていくかが課題だ。

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