10〜70代の価値観に明確な違い「豊かな暮らしに重要なこと」
「豊かな暮らしに最も重要だと思うこと・もの」は、歩んできた時代によっても異なるし、また加齢によっても変化していくもの。消費者庁がまとめた「若者の消費に対する意識(平成29年版消費者白書)」からは、10代〜70代以上の人たちの価値観の違いが見えてくる。
「お金や時間が豊かな暮らしのために重要」と考える人が多いのは、10代と20代。30代以降になるとそのように考える人の割合は徐々に減り、代わって増えるのは「健康」。特に40代以上で顕著になり、60代・70代では、6 〜7割の人が、豊かな暮らしのために最も重要なことに「健康」を挙げている。40代以降になると、親の病気・介護・病死に直面したり、自身や同世代の生活習慣病や更年期をはじめとした様々な病気に直面することも増えてくる。そのような環境変化が意識の変化に影響しているのだろう。
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