【ライフコースを理解する】生き方が激変する30〜40歳

ライフコースが激変していく30〜40歳の間の心情を語るエッセイ「30と40のあいだ(幻冬舎)」が、今同世代の女性を中心に共感を集めている。30代の主婦向けファッション&ライフスタイル誌VERY7月号p.241では「いちばん変わる10年を、楽しく前向きに乗り越えるために」と題し同書と著者を紹介している。

一度就職したら定年退職するまで働き続ける男性と比べ、結婚・妊娠・出産・育児・夫の転勤・介護などの各ライフイベントで働き方や生き方が大きく変化する女性のライフコースは実にさまざま。人生の中でも特にライフコースが激変するのは、結婚・妊娠・出産・育児を経験する30〜40歳の間。

生き方についても最も迷いが生じる時だ。結婚や出産をする同世代の友人が増えたり自身の出産年齢が気になることで、「結婚をするか・しないか」「子どもを産むか・産まないか」の決断に迫られ、そうなると、「仕事はどうする?今の仕事を続ける?好きなことができる仕事に変える?」「これからどんな生き方をしていく?」といった生き方・働き方にまで迷いが広がっていく。人生の道筋を、自分の意思でまだ大幅に路線変更できる年齢でもあり、大幅に路線変更するだけのエネルギーも持ち合わせている。30〜40歳の間は生き方の大筋を最終決定できる年齢とも言えるがゆえに、最も迷いが生じる年齢だ。

30と40のあいだ 

 

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