若者世代の新たな悩み「つながり孤独」

SNSで多くの人たちとつながっているのに孤独を感じる。ひとりぼっちの寂しさを感じる。そんな新たな悩みを持つ若者が増えているという。7月25日(水)夜10時放送の「クローズアップ現代(NHK)」は、それを「つながり孤独」と名付け実態を探った。

つながり孤独

孤独を感じる人たち

孤独は一部の人だけの問題ではない。シングルマザーは一人で子育てに奮闘し、誰にも相談できず悩み、そして孤独を感じる。中年期のシングル女性は幸せそうな家族を見たり、ふとした瞬間に「私ってこのままずっとひとりぼっちなのかな」と寂しさを感じる。80代の親と50代の引きこもりの子どもが社会から孤立する「8050問題」、子は「親が死んだらいずれは自分は孤独になる…」とやがてくる孤独に怯える。夫に先立たれ、一人残された妻も孤独を感じる。家事育児に専念する専業主婦は「私の世界は家の中だけ…。社会から取り残されている気がする」と、社会とのつながりが極端に薄れることで孤独を感じる。SNSのある生活が当たり前の若者世代は「つながり孤独」を感じる。こんなにも豊かになった日本で、孤独問題は年々大きくなっている。早速Twitterには「#つながり孤独」に関してさまざまな声が寄せられている。

#つながり孤独

 


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