女性の健康リスク検知や、ガン治療の副作用予測アプリなどを採択 ICTスタートアップリーグ

今年6月に始動した「ICTスタートアップリーグ」に採択されたスタートアップと個人が、発表された。総務省が研究開発費や事業化を支援したり企業とのマッチングを行う他、ベンチャーキャピタル、インキュベーター、アクセラレーター、金融機関、地方公共団体、企業などがネットワークを構成してスタートアップを支援する。

 

【出典】総務省

 

12月5日時点で採択されたのは40のスタートアップと個人。更年期などの女性の健康問題をリアルタイムでモニタリング・リスク検知する健康管理プラットフォーム(以下1)や、がん治療による副作用を予測するアプリ(以下2)、手話の映像や字幕が投影されるARグラス(以下3)など、ヘルスケア領域のスタートアップも多数採択された。

  1. データを活用した女性の健康管理プラットフォームの開発(株式会社YStory)
  2. ICT技術を活用したオンラインがんサポーティブケアの実現(株式会社DeaLive)
  3. ARグラスに遠隔手話通訳映像や字幕を投影する新しい形態の補聴器の開発(那珂慎二)
  4. 写真を撮るだけ、歯周病専門医の眼を再現するAI画像処理を用いた歯科領域のICT推進(歯っぴー株式会社)
  5. ヘルスケアAIを搭載したオートフォーカスグラス用システム開発(株式会社エルシオ)
  6. ICTを活用した健康/運動データ突合による健康増進効果可視化に向けた研究開発(株式会社ラントリップ)
  7. 視覚弱者のためのMMI(マン・マシン・インタフェース)及び遠隔測定システムの開発(イリスコミュニケーション株式会社)

 

 

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