「医薬品生産金額」都道府県ランキング 2年連続1位は?

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厚生労働省が先月公表した2016年の「都道府県別医薬品生産金額」で2年連続で1位になったのは富山県。富山県の医薬品産業は江戸時代から続く地域ブランドの一つで、富山県は「くすりの富山」として知られる。

300年以上の歴史を持つ、越中富山の薬売り。今でこそ『くすりの富山』として有名ですが、富山が薬で有名になったのは、ある事件がきっかけでした。それが『江戸城腹痛事件』。富山藩2代目藩主前田正甫が江戸城に参勤した折、腹痛になった大名に「反魂丹(はんごんたん)」を服用させたところ驚異的に回復したとされ、この事件がきっかけとなり「越中富山のくすり」の名が日本全国に広まりました。(引用:「なぜ富山市はくすりの街なのか?」富山市の観光公式サイト)

医薬品産業に強みを持つ富山県は、医薬品産業の集積地として知られるスイス・バーゼル地域と2009年に友好協定を結んだ他、都内で「富山のくすりフェア」を開催するなどの取り組みを行う。また今月19日には、産官学連携により地域の中核的産業の振興や専門人材育成などを行う取組を支援する国の交付金の配布先に富山県の「くすりのシリコンバレーTOYAMA 創造計画」が選ばれた(平成30年度地方大学・地域産業創生交付金の交付対象事業)。富山県に続く、2位以降のランキングはこちら。⇒【詳細】都道府県別医薬品生産金額(厚生労働省)

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