10~60代女性、年代別のwebコンテンツ「骨粗しょう症予防 骨活のすすめ」公開 厚労省
厚労省は先月、スマート・ライフ・プロジェクトの一環として、女性の骨粗しょう症の予防を目的とした特設webコンテンツ「みんなで女性の健康を考えよう 骨粗しょう症予防 骨活のすすめ」を公開した。産婦人科医が骨粗しょう症の症状や基礎知識について説明する「基礎編」と、年代別の骨粗鬆症対策=骨活を紹介した動画、5本を掲載。解説の前後にはクイズを収録しており、視聴者が楽しんで学べるコンテンツとなっている。
- 【基礎編】
・骨活はなぜ必要なの?
- 【年代別「骨活」のすすめ】
・ 10代編:一生の土台が決まる大事な「骨の成長期」
・ 20~30代編:過度なダイエットは骨密度を低下させる
・ 40~50代編:「更年期」を「幸年期」にしよう
・ 60代以上編 :骨密度をチェックし、転倒予防対策も実施
骨粗しょう症は高齢者のイメージが強いが、若年女性であっても、栄養不足、月経不順、運動不足などによって、骨密度が低下して骨粗しょう症を発症したり骨折する可能性がある。また、健康寿命や人生100年時代などを背景に、女性の骨粗しょう症対策は今後の重要事項とされており、2024年4月に始まる「健康日本21(第三次)」では、初めて「女性」を項目立てた健康目標が設定され、そのなかで「骨粗鬆症検診受診率の向上(現状の5.3%から2032年までに15%へ)」が盛り込まれた。
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