【男女の違いvol.38】40~74歳の特定健診の結果に差

一般的にヘルスリテラシ―は女性の方が男性よりも高いことは知られている。それを裏付ける結果となったのが健康保険組合連合会が先月公開した「都道府県別データ集(特定健診・後発医薬品編)」による分析結果だ。平成29年度の464組合の特定健診・特定保健指導データ及びレセプトデータをもとにした、都道府県別加入者(男女40-74歳)の生活習慣、健康状態、服薬状況についてまとめらている。

資料内には「都道府県別」「男女別」で各健康項目の結果が掲載されている。全国平均値で男女間で10%以上の差が出た項目は以下だった。男性陣はもっとセルフヘルスケアの実践を!

  • 【男性の割合が高かった項目】
    ・現在、たばこを習慣的に吸っている者の割合(18%差)
    ・20歳の時の体重から10kg以上増加している者の割合(18%差)
    ・就寝前の2時間以内に夕食をとることが週に3回以上ある者の割合(13.3%差)
    ・お酒を飲む頻度<毎日>の割合(19.4%差)
    ・メタボリックシンドローム該当者割合(14.5%差)
    ・メタボリックシンドローム予備群割合(11.9%差)
    ・肥満リスク保有者割合(27.1%差)
    ・血圧リスク保有者割合(14.7%差)
    ・脂質リスク保有者割合、LDLコレステロールを含む(13.6%差)
    ・脂質リスク保有者割合、LDLコレステロールを除く(18.6%差)
    ・血糖リスク保有者割合(16.4%差)
    ・肝機能リスク保有者割合(27.5%差)

続いて、男女差が10%以下だった項目は以下。唯一女性の割合が高かったのは「夕食後の間食」に関する項目。

  • 【男女差が比較的なかった項目】
    ・1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施している者の割合(男性の方が8.4%高い)
    ・日常生活において歩行または同等の身体活動を1日1時間以上実施している者の割合(男性の方が1.3%高い)
    ・夕食後に間食(3食以外の夜食)をとることが週に3回以上ある者の割合(女性の方が6.6%高い)
    ・朝食を抜くことが週に3回以上ある者の割合(男性の方が3.5%高い)
    ・飲酒日の1日当たりの飲酒量<3合以上>の割合(男性の方が4.2%高い)

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